おしゃれな内装の施工事例5選!家の内装デザインのポイントも解説
注文住宅で家を新築するなら、おしゃれな内装にしたいと考えるものです。
内装づくりは、完成しないと実物を見られず、悩まれる方も多いでしょう。
この記事では、おしゃれな内装の施工事例5選をご紹介します。
内装の作り方や、快適な家づくりのポイントも参考にしてください。
この記事のポイント
- おしゃれな家の内装の事例をご紹介します。
- 内装づくりの手順を解説します。
- 内装をおしゃれにひきたてるアイテムもご紹介します。
目次
おしゃれな家の内装事例【5選】
家の内装にはさまざまなテイストがあります。
ここでは、当社の施工事例からおしゃれな5つのテイストをご紹介します。
事例1:ナチュラルテイスト
化粧梁が印象的な、明るくナチュラルなリビングです。
テレビボードやダイニングテーブル、梁の色をトータルコーディネートしています。
カーテンやソファ、テレビ背面のグレーで、上品でシンプルな内装に仕上げました。
事例2:クラシックテイスト
クロスやカーテンを淡いグレーで統一したスタイリッシュな内装です。
照明にはダウンライトを採用し、空間が広々と見え、開放感があります。
木材を活かしたヘリンボーン床で、家具と合わせてクラシックな印象になりました。
事例3:和モダンテイスト
壁面にも木材をふんだんに使用し、木のぬくもりの感じられる内装です。
正方形の琉球畳を採用し、モダンな家にも和室が調和しています。
事例4:北欧風
キッチン背面におしゃれな北欧デザインのマリメッコのクロスをつけました。
カウンター下のクロスやペンダントライト、壁掛け時計にもおしゃれのセンスがつまっています。
事例5:カフェ風
白やブラウン、淡いグリーンの色でまとめたカフェ風の内装です。
収納家具、冷蔵庫や電子レンジなどの家電も色を合わせています。
内装に合うオレンジ系の照明で、リラックスした空間になりました。
家のおしゃれな内装デザインの作り方
家のおしゃれな内装デザインを作るには、いくつかの手順があります。
テイスト決め、色決め、素材選びについて見ていきます。
手順1:テイスト決め
まずは、カタログやSNSを活用したくさんの内装を見て、イメージをふくらませましょう。
好みやトレンドを押さえつつ、流行に左右されず、長く親しめるものを選ぶのがおすすめです。
リビングなど共有部分は家族の好みを反映させ、心地よく過ごせるテイストを選んでください。
家全体を同じテイストでコーディネートする必要はなく、子ども部屋、寝室など個室ごとに好きなテイストでコーディネートできます。
手順2:色や配色決め
次に、内装の色のテイストをを決めていきましょう。
家の内装は、温かみのある赤やオレンジの暖色系や、クールな青や水色の寒色系など色づかいで部屋から受ける印象が変わります。
ベースとなる内装の色には、ほかの色と違和感なくコーディネートできる白やベージュが多く使われます。
配色を「ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%」とするのが、おしゃれな内装にまとめるコツです。
また、色選びでは色の明るさも重要で、暗い色ほど重厚感が増します。
手順3:素材選び
家の天井、壁、床、建具は、内装の高級感など質感を決める大切なポイントです。
・天井:素材とともに、天井の種類で開放感が変わります。
平天井、折り上げ天井、吹き抜け、梁天井など天井の種類にも注目してください。
・壁:クロスや木材、タイルや石材などの素材があり、色や明るさを合わせて選びます。
また、壁の一部に異素材を使い、おしゃれなアクセントにすることも可能です。
・床:フローリングには、集成材や合板、無垢材の床材があります。
コストは上がりますが、無垢材は調湿機能があり、足腰にも優しく、目に見えない心地よさがあります。
・建具:窓や扉、襖や障子など仕切り部分の建具選びもおしゃれな内装には欠かせません。
窓枠やドアの取っ手などは種類が豊富にあり、部屋のスタイルに合わせて選びましょう。
素材選びは、予算との兼ね合いもあり、優先順位をつけることも大切です。
また、カタログなどの写真だけでなく、できるだけ実物やサンプルで質感や色を確認しましょう。
家の内装をおしゃれに見せるアイテム
家の内装は、建物の内装だけでなく、部屋に置くアイテム選びも重要です。
家具や照明、カーテンや小物のアイテムについてご紹介します。
家具
家の内装に合わせて家具も、色やテイストをそろえると空間がよりおしゃれになります。
収納家具やソファなどの質感も部屋のインテリアに合わせましょう。
また、大きな家具をたくさん置くと、圧迫感が出たり、通り抜けしにくく後悔します。
デザインとともに大きさや高さのバランス、生活動線を考えてレイアウトしなければなりません。
照明
照明は、天井の印象を変え、また灯りで家の内装をおしゃれに演出します。
照明の種類には、シーリングライトやペンダントライト、ダウンライトやスポットライトがあります。
照明設計では、明るく室内で作業しやすい照明と、おしゃれに演出する間接照明を組み合わせるのがおしゃれのコツ。
また、白系の色の照明は勉強や作業時に、オレンジ系はリラックスする時に適しています。
色や色調を切り替えられるLEDの照明をつけておくと、状況に応じて使い分けでき便利です。
カーテン
カーテンは、家の内装の色や素材に合わせて、家族がリラックスできるものを選びましょう。
カーテンは空間に占める面積が大きく、大きな柄のものは部屋に圧迫感が生まれます。
また、布製カーテンのほか、木製の横型ブラインド、縦型のバーチカルブラインドをつけると、部屋がグッとモダンでおしゃれな印象になります。
小物
クッションやラグなどの小物で、家の内装にアクセントをくわえるのも良いでしょう。
遊び心がプラスされ、自分好みにアレンジできます。
ファブリックのさまざまな素材で変化を楽しめますが、ひんぱんに触れるため、お手入れのしやすさも意識しましょう。
また、観葉植物は、おしゃれなだけでなく、リラックス効果も期待できます。
鉢選びにもこだわり、日当たりの良いスペースに配置しましょう。
おしゃれな内装の家を快適にするポイント
おしゃれな内装の家で、快適な暮らしをするための家づくりのポイントがあります。
収納、窓、断熱性について対策しておきましょう。
収納設計
せっかくおしゃれな内装づくりをしても、家の中が散らかっているとおしゃれには見えません。
内装をおしゃれに見せるには、必要ないものを収納して隠し、メリハリあるスッキリとした空間にすることが重要です。
家族がどこに何があるのか一目でわかり、出し入れしやすく生活しやすい収納づくりが理想です。
ライフスタイルの変化で家族が増えても対応できる、余裕のある収納を作っておきましょう。
窓設計
家の中に自然光をうまく取りいれると、開放感があるおしゃれな部屋になります。
自然の光が差し込む明るい部屋にするには、窓の大きさや数、形なども重要です。
窓枠のデザインや、マスの数で部屋の内装や、家の外観もグッとおしゃれになります。
また、家の開口部である窓は防犯性や断熱性を高める重要な場所です。
おしゃれと機能性を合わせ持った窓をつくりましょう。
断熱設計
家は断熱性や気密性が低いと外気の影響を受けやすくなり、家が傷みやすくなります。
家の中が湿りやすく、冬場には結露が発生するからです。
そのため湿気がこもった家は壁内にカビが生え、内装のクロスがカビだらけになることもあります。
家の建物の断熱性能も重視すると、おしゃれな内装をいつまでも美しく保てます。
また、断熱性や耐震性など住宅性能を重視した家づくりには、国の補助金制度を利用できる場合があります。
2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた、子育て世帯、若者夫婦世帯対象の支援をご検討ください。
参考:国土交通省「省エネ2024キャンペーン 子育てエコホーム支援事業」
まとめ
今回の記事では、おしゃれな家の内装づくりをご紹介しました。
内装づくりは、室内の空間とインテリアを組み合わせて考えなければなりません。
また、収納や窓、住宅性能にもこだわると、より快適な住まいになります。
当社のおしゃれな施工事例もご参考に、理想の住まいをつくってください。
木の花ホームでは、長年の建築経験や豊富な技術をもとに、栃木で住みやすい家づくりをご提案しています。
快適性だけでなく省エネで、長持ちする住まいに定評があります。
注文住宅のマイホームをお考えでしたら、大工が支える木の花ホームにぜひ一度お気軽にご相談ください。