廊下のない平屋の間取りのメリット・デメリット、注意点を解説

廊下のない平屋の間取りは、家のどこへ行くにも移動がスムーズになります。

移動の時間や労力が軽減され、住みやすさから注目されている間取りです。

この記事では、廊下のない間取りのメリット、デメリットをご紹介します。

快適な住まいにするための注意点についても参考にしてください。

この記事でわかること
  • 廊下のない間取りのメリット・デメリットを解説します。
  • 廊下がない間取りを活かすための注意点をご紹介します。
目次

廊下のない平屋の間取りが人気の理由とは?

廊下のない間取りは、コンパクトな平屋であっても開放的な空間を実現できます。

25坪〜30坪の平屋では、廊下をなくすことで壁や扉の数も減り、より空間を有効利用できるからです。

また、廊下のない間取りは、リビングを中心に各部屋が放射線状に配置されることが多く、

正方形や長方形の整形地が適しています。

家事効率が上がるうえ、家事をしながらでも子どもを見守れるので、共働き家庭や子育て世帯に人気です。

ただし、音が響きやすい、プライバシーが守りにくいなどの問題もあり十分な対策が必要です。

廊下のない間取りの3つのメリット

廊下のない間取りには、次のような3つのメリットがあります。

「広い居住スペース」「効率の良い家事動線」「コミュニケーションの取りやすさ」についてご紹介します。

メリット1:居住スペースを広く確保できる

家に廊下がない、あるいは少ない場合、その分リビングや個室が広く取れるため、広々とした間取りにできます。

廊下スペースに家族で使用できるフリースペースやワークスペース、収納を設置することも可能です。

また、壁やドア、照明設備などの設置が少なくなるため、居住スペースが広くなるだけでなく、平屋の建築コスト削減にもなります。

メリット2:家事動線がスムーズになる

廊下のない間取りは、キッチンや洗面所、リビングから各個室への移動距離が短く、家事動線がスムーズです。

掃除機をかけたり、片づけをしたりする際にも、扉や壁が少なく、家事が効率的に進みます。

また、キッチンの近くにランドリールームを設けるなど間取りの工夫をすれば、料理や洗濯の家事を並行して行うことができ、より効率化できるでしょう。

さらに、扉や壁の少ない間取りは、バリアフリー対応の広い空間となり、高齢者でも安心です。

高齢になり車いすや歩行器を使った生活になっても、広い空間で快適に暮らせるでしょう。

メリット3:コミュニケーションが取りやすい

廊下がないことで、リビングや各個室、水回りがすぐ近くにまとまります。

家のどこにいても家族の気配を感じやすく、コミュニケーションも取りやすく、家族が自然とリビングに集まるでしょう。

また、小学生のお子さんがいる場合には、家事をしながらそばにいるお子さんに声掛けをして、リビング学習を習慣化できます。

翌日の行事や宿題の確認もすぐにでき、家事と育児の両立がしやすくなります。

廊下のない間取りの3つのデメリット

廊下のない間取りには、遮る壁などが減ることでデメリットもあり、注意しなければなりません。

ここでは「生活音」「プライバシー」「冷暖房効率」についてご紹介します。

デメリット:生活音が響きやすい

廊下がない間取りでは、リビングの音が各個室に響きやすく、キッチンやトイレの水の音がリビングに伝わるなどのデメリットがあります。

家族の話し声やテレビの音も他の部屋に響きやすく、夜間や在宅ワークの際には気になるかもしれません。

デメリット:プライバシーが確保しにくい

廊下がない間取りは、リビングを通らなければ各個室に行けないケースが多くあり、来客時などに気を遣うことになります。

思春期の子どもがいる場合には、リビングから各個室の出入りが直接見えない配置が理想です。

収納スペースや間仕切り壁を設置するなど、視線を遮りプライバシーを確保する工夫をしましょう。

また、廊下がないと玄関からリビングが丸見えになるリスクもあり、洗濯物や掃除道具など生活感が隠せません。

目隠し対策のほか、ファミリークローゼットを設置するなど収納計画をしっかり立てることが大切です。

デメリット:冷暖房効率が悪くなりやすい

廊下がない間取りは、リビングやキッチン、寝室がワンフロアでつながり、エアコンで調整した空気がフロア全体に広がります。

とくにリビングから玄関やトイレ、洗面所に暖気や冷気が流れ、適温が保ちにくい点はデメリットです。

また、仕切りがないためそれぞれの部屋ごとでの温度調整が難しく、エアコンの風が届きやすい場所と届きにくい場所では温度差が生まれます。

廊下のない間取りの注意点

廊下のない間取りで快適な平屋づくりをするためには、いくつかの注意点があります。

ここでは「音対策」「プライバシーの確保」「断熱性」について参考にしてください。

音対策を工夫する

廊下のない間取りでは、音がほかの部屋に響かないよう対策をとっておくことが重要です。

例えば、ドアには防音性に優れたものを選びましょう。

また、天井や壁を吸音材で仕上げると、音の反射を小さくでき、ほかの部屋に響きにくくなります。

そのほか、防音カーテンを取り付けたり、収納家具や本棚を配置して音の反響を抑えるのも効果的です。

さらに、リビングと寝室の間に収納スペースやパントリーを設けると、緩衝材となり、音が直接伝わるのを防げます。

プライバシーを確保する

個室への出入りが、常にリビングにいる家族から見られていると、視線が気になりプライバシーがないと感じるかもしれません。

個室の入り口をリビングの正面ではなく、横側に配置したり、ソファの向きを工夫したりすると視線が気にならないでしょう。

リビングと個室の間にスリット壁やパーテーションパネルを活用するのもおすすめです。

また、玄関からリビングが丸見えになると、宅配が来た時などにも家族がくつろいでいられず、防犯上からもよくありません。

玄関から家の奥まで見渡せないよう玄関ホールを設置する、玄関とリビングの間に壁を設置するなど工夫してください。

断熱性を高める

廊下のない間取りは、仕切りが少ないことから家の中の空気が行き来しやすく、冷暖房効率を上げるための対策が欠かせません。

家の断熱性にこだわり、熱の移動を抑え、適温を閉じ込める仕組みが必要です。

断熱性を高めるためには、次のような施工を検討してください。

・天井、床、壁に高性能な断熱材を使用して、気密性を高める。

・窓の断熱性を高め、外気の影響を減らす。(複層ガラス、樹脂サッシ)

・建物基礎部の断熱性を高めたり、床暖房を導入し、足元の冷え込みを防止する。

また、サーキュレーターやシーリングファンを使用すれば、室内の暖気や冷気を循環させ、温度のムラを軽減できます。

さらに、冷暖房効率を上げるためには、可動式のパネル間仕切りやロールスクリーンを活用して、空間を仕切る工夫もしてください。

廊下のない間取りの平屋で快適な暮らしを

今回のコラムでは、廊下のない平屋の間取りについて解説しました。

廊下がない場合、居住空間を広く確保でき、移動がしやすく家事などの効率も良くなります。

ただし、快適な暮らしをするためには、生活音やプライバシーには十分な対策が必要です。

住まいの断熱性にもこだわり、理想の家づくりをしてください。

木の花ホームでは、長年の建築経験と豊富な技術を活かし、住みやすい家づくりをご提案しています。

栃木に根ざし、土地を活かした高品質な家づくりをしています。

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