生活に必要なスペースがまとまった平屋は、住みやすさが魅力です。
上下階の移動を減らしたいシニア世代のほか、子どもを見守りたい子育て世帯にも人気があります。
また、二階がないため、天井の高さを活かしたおしゃれな間取りづくりも可能です。
この記事では、暮らしやすさやデザイン性を叶えた間取りの成功例をご紹介します。
新築平屋の間取りづくりのポイントについても参考にしてください。
この記事のポイント
- 住みやすい平屋の間取り成功例をご紹介します。
- 平屋におすすめの間取りのアイデアをご紹介します。
- 平屋の間取りづくりを成功させるポイントを解説します。
住みやすさを追求した平屋の間取り成功例

平屋は、外とのつながりや天井の高さを活かすことで、広々とした間取りを実現できます。
居心地の良さや使い勝手の良さは、平屋の大きな魅力。
ここでは、平屋の間取りの成功事例をご紹介します。
中庭とつながった明るいリビング

大きな窓を設置することで、中庭との一体感が生まれ、自然光が差し込む明るい空間になります。
また、新鮮な空気を取り込むことで、夏場でもエアコンに頼りすぎず、自然を感じながら快適に過ごせるでしょう。
中庭とリビングをウッドデッキでつなげれば、行き来しやすく、家族でBBQなども楽しめます。
広い敷地であれば、コの字型の間取りで中庭を囲むように部屋を配置することも可能。
外からの視線を遮り、開放的なプライベート空間でリラックスして過ごせます。
天井の高いおしゃれなリビング

平屋は二階がないため、リビングに高い天井を設置し、開放感のある間取りづくりができます。
天井の高さを利用した勾配天井や吹き抜けリビングも人気です。
高窓や天窓を設置すれば、日中には自然光が差し込み、明るい空間になるでしょう。
また、梁をあえて見せるデザインは、木のぬくもりや力強さが感じられ、落ち着いたリビングになります。
キッチンや玄関に近く、便利なパントリー

平屋は、二階建てより収納が少なくなりがちのため、しっかりとした収納計画が必要です。
パントリーには、まとめ買いした食材や調味料、調理器具や食器をたっぷり収納できます。
キッチンで調理の際に、必要なものをサッと取り出すことができ、片付けも簡単です。
また、玄関からもアクセスしやすい場所に設置すれば、買い出ししたものや宅配で届いたものをすぐに片づけられます。
ただし、玄関からパントリーの中が見えやすいため、目隠し対策が必要です。
パントリーには、個室タイプ、ウォークスルータイプ、壁面収納タイプなどがあり、暮らしに合わせて選びましょう。
住みやすい平屋の間取りのアイデア

平屋で快適な暮らしを成功させるためには、さまざまな工夫が必要です。
ここでは、住みやすさを実現する間取りのアイデアをご紹介します。
ロフトや小屋裏収納

平屋は、収納スペースが少ないと物があふれ雑然とした空間になります。
収納量を確保するためには、家族の持ち物をまとめて収納できる間取りづくりがおすすめ。
天井高を活かしたロフトや小屋裏収納のほか、ファミリークローゼットやシューズクロークも多くの家庭で取り入れられています。
ロフトには、ひな人形や五月人形、クリスマスツリーなど季節ものの大きなものもしまっておけます。
また、壁面収納や床下収納を活用することも可能です。
壁面に造作収納を設置すれば、平屋の高さを十分に活かし、収納力をアップさせられます。
ランドリールーム

洗濯物を「干す」「たたむ」「しまう」を1ヵ所で行えるランドリールームの間取りにも人気があります。
平屋では、洗濯物を干す場所に悩むことも多いからです。
中庭に干すと洗濯物が通行人から見えやすく、地面の砂がつくなどデメリットがあります。
共働き夫婦であれば、洗濯物を干す時間や取り込む時間にも悩むでしょう。
また、せっかくリビングに大きな窓を設置しても、中庭に洗濯物がいっぱいでは、LDKからの眺めが損なわれます。
ランドリールームの間取りであれば、洗濯物をいつでも干すことができ、他人から見られる心配もありません。
小上がり和室

床から30㎝〜40㎝ほどの高さに小上がりの和室を設けた間取りもおすすめです。
リビング空間にメリハリができ、機能面でもデザイン面でも優れています。
小上がりの和室で少し寝転んでくつろいだり、段差を腰掛として活用することも可能です。
段差を活用し、収納スペースとして使うこともできます。
また、子どもが小学生ぐらいまでは、リビングで家族一緒に過ごす時間も多いでしょう。
リビング横の小上がり和室は、子どもの遊び場や勉強スペースとして活用できます。
平屋の間取りづくりを成功させる4つのポイント

暮らしやすい平屋の間取りづくりを成功させるには、大切なポイントがあります。
暮らしの動線やプライバシー、将来性にも配慮した家づくりをしてください。
ポイント1:家事効率を意識した動線づくり
毎日の家事がしやすい動線づくりは、家事効率アップに欠かせないポイントです。
キッチンや洗面所、ランドリーやトイレなど水回りをまとめるとお掃除の効率が上がります。
また、玄関、キッチン、洗面所、リビングを回遊できる間取りは、各部屋にアクセスしやすく、機能的な住まいになります。
実際の暮らしを考え、できるだけ家事の際の移動を少なくする工夫をしましょう。
ポイント2:採光・通風に適した窓設計
平屋は建物が低く、部屋の奥まで光や風が通る快適な空間にするためには、窓の設計が重要です。
南向きに高窓や天窓、大きな窓を設置すると冬場でも自然光が差し込む部屋になります。
部屋が明るいだけでなく、暖房効率もよく、光熱費の削減ともなるでしょう。
ただし、南向きの窓は、夏場には強い直射日光が差し込み、室温が上昇するリスクもあります。
軒や庇をうまく活用して日差しをコントロールする工夫をしてください。
また、2つの窓を対角線上に配置すると、風の通り道ができ、風の通る気持ちの良い部屋になります。
ポイント3:プライバシーを守る間取りづくり
家族の人数が多い場合には、家族のプライバシーを守る間取りづくりが必要です。
平屋は、生活スペースがまとまっており、プライバシーが守りにくいというデメリットがあるからです。
人の気配や音が気になるため、個室とリビングの配置には配慮してください。
トイレや洗面を個室と隣り合わせにせず、クローゼットや家具を挟むのもアイデアの一つです。
また、リビングとは別に、書斎やワーキングスペースなどの半個室を設けるのもおすすめです。
ポイント4:老後も暮らしやすい間取りづくり
家族のライフスタイルは、子どもの成長とともに変化していきます。
将来的にも夫婦の快適な住まいにするためには、新築時から老後の暮らしを意識した間取りづくりをしてください。
老後でも暮らしやすい間取りには、次のようなポイントがあります。
・段差をなくし、すべての部屋をバリアフリー化する。
・部屋数を減らし、広いLDKの間取りにする。
・廊下やトイレの間口を広くする。
・扉には引き戸を採用する。
・寝室と水回りを近づける。
段差や間仕切りを減らすことで、車いすでも快適な暮らしができます。
家族の人数が多い時期には、可動式の間仕切りを活用するのもおすすめです。
間取りを工夫し、快適な平屋をつくりましょう
今回のコラムでは、いつまでも心地よく暮らせる平屋の間取りづくりをご紹介しました。
平屋はワンフロアで、コンパクトな生活が実現する理想の住まいです。
動線づくりや自然光の取り込み、個々のプライバシーにも配慮した間取り設計が重要です。
快適な平屋の成功例も参考に、理想の家づくりをしてください。
木の花ホームでは、長年の建築経験や豊富な技術をもとに、住みやすい家づくりをご提案しています。
栃木に根ざし、土地を活かした高品質な家づくりをしています。
注文住宅のマイホームをお考えでしたら、大工が支える木の花ホームにぜひ一度お気軽にご相談ください。