栃木県鹿沼市で理想の注文住宅|失敗しないためのポイントを解説
鹿沼市は栃木県中央部に位置し、東京から約100㎞の距離にあります。
鉄道や自動車を使ったアクセスが良好で、新幹線の利用も可能です。
また、宇都宮市や日光市へのアクセスも良く、通勤・通学に便利なエリアとして注目されています。
この記事では、鹿沼市で注文住宅建築を検討中の方に、エリアの特徴や土地選びのポイントを解説します。
補助金制度についても参考にしてください。
この記事のポイント
- 栃木県鹿沼市の利便性について解説します。
- 鹿沼市のエリアごとの違いや土地選びについてご紹介します。
- 鹿沼市で注文住宅を建てる際のポイントを解説します。
目次
鹿沼市はどんなところ?
出典:鹿沼市公式ホームページ「ジブンスタイルかぬま」
鹿沼市は首都圏へのアクセスが良いことに加えて、土地の価格相場が安いことが魅力です。
東京都の坪単価が平均389万円であるのに対し、鹿沼市は新鹿沼駅や鹿沼駅付近の人気エリアでも坪単価は10万円から17万円程度です。
ただし、注文住宅を建てる際には、エリアごとの特徴をしっかり把握しておかなければなりません。
鹿沼市は、エリアによって平野地帯や山岳地帯などがあり、それぞれ気候や利便性の特徴が異なるためです。
通勤・通学や買い物の利便性を求めるのか、アウトドアや農作業など自然環境を重視するのか、理想の暮らしを明確にすることが大切です。
鹿沼市のエリアごとの特徴
出典:鹿沼市公式ホームページ「ジブンスタイルかぬま」
ここでは、鹿沼市で注文住宅を建てる際に注目されるエリアをご紹介します。
交通アクセスや商業施設の多さ、自然環境などを参考にしてください。
「鹿沼駅周辺」
JR日光線「鹿沼駅」周辺は、鹿沼市の中心部からはやや外れた場所です。
交通の拠点である新鹿沼駅からは、約2㎞の距離。
地元の特産品やグルメ、自然を楽しめます。
「新鹿沼駅周辺」
東武日光線「新鹿沼駅」周辺は閑静な住宅地が広がっています。
鹿沼市の中心部に位置し、通勤・通学や観光、ビジネスの拠点として利用されています。
また、市役所や病院などの公共施設や商業施設も充実しており、静かな落ち着いた環境で子育て世帯に人気です。
「南部エリア(清州)」
田園の多い平野が広がるのどかな環境。
土地の価格が比較的安く、アウトドア派の方におすすめです。
ただし、都市部までのアクセスが不便であることには注意してください。
「東部エリア(茂呂)」
工業団地や鹿沼インターチェンジがあり、国道、幹線道路も多く通る交通アクセスのよい地域です。
宇都宮市・栃木市へのアクセスが良く、通勤・通学に便利で、住宅地も造成されています。
「西北部エリア(板荷)」
観光地日光方面に近い山岳地帯。
観光地へのアクセスが良く、ハイキングや登山、キャンプなど自然豊かでゆったりとした暮らしができます。
ただし、冬場の寒さが厳しく、車での移動が必須であることには注意してください。
鹿沼市での土地選びの3つのポイント
鹿沼市のエリアごとの特徴を知った上で、注文住宅の土地選びについても配慮が必要です。
ここでは「インフラの整備」「学校へのアクセス」「災害リスク」の土地選びの3つのポイントについてご紹介します。
インフラの整備
注文住宅の土地選びの際には、生活の基盤となるインフラの整備状況を十分確認しておきましょう。
鹿沼市では、住むエリアによってインフラの整備が異なるケースもあるからです。
上下水道やインターネット、ガスや電気の環境などを確認することが大切です。
鹿沼市の一部のエリアでは、生活排水を処理するために浄化槽を設置しなければならず、また、プロパンガスが必要な場合もあります。
学校や保育施設へのアクセス
小さな子どもがいるご家庭では、通勤の交通アクセスのほか、通学や通園の自宅からのアクセスを確認しておくことが大切です。
幼稚園バスがあるのか、送迎が必要な場合には行きやすい場所なのかを確認しなければなりません。
毎朝、毎夕と通う場所であり、通いにくい場所にあると大きなストレスとなります。
災害リスク
鹿沼市は山や川が多いため、注文住宅を建てる際には、土砂災害や洪水リスクをハザードマップでしっかり確認しておきましょう。
また、山間部や湿地帯もあるため、地盤調査を行い、地盤の状態に応じて基礎工事を依頼することも大切です。
鹿沼市で注文住宅を建てる4つのポイント
鹿沼市で快適な家を建てるためには、気候や文化にあった家を建てることが大切です。
ここでは、鹿沼市で理想の注文住宅を建てるためのポイントをご紹介します。
鹿沼市の補助金制度についても参考にしてください。
ポイント1:気候に配慮した設計をする
鹿沼市の気候は、夏は暑く湿気が多い、冬は雪は少ないものの寒さが厳しいという特徴があります。
そのため、注文住宅の家を建てる際には、断熱材の性能のほか、ペアガラスやトリプルガラス、樹脂サッシなど窓の断熱性能にもこだわりましょう。
また、鹿沼市は夕立など突然の雨が多い地域です。
家の外壁は、雨で雨だれのシミがついたり、コケ・藻・カビが発生することもあります。
外壁材を選ぶ際には、耐久性や防汚性の高いものを選ぶと、住み始めてからのメンテナンスコストが抑えられます。
さらに、自然豊かな地域ではシロアリやカメムシなど害虫対策も万全にしておきましょう。
ポイント2:十分な駐車スペースを確保する
鹿沼市は公共交通機関の利用が限られ、車での移動が基本となります。
車を2台以上所有する家庭が多く、駐車場も2台分確保しておく必要があるでしょう。
また、駐車場にはカーポートをつけておくと突然の雨でも安心して乗り降りできます。
カーポートによって車の汚れや劣化を防ぎ、車内温度を抑えることもできます。
ポイント3:鹿沼市の補助金を活用する
鹿沼市で注文住宅を建てるなら、自治体の補助金をしっかり活用しましょう。
鹿沼市で利用可能な補助金には次のようなものがあります。
・鹿沼市家庭用低炭素化設備導入報奨金:省エネ住宅(ZEH)を新築し、条件を満たした場合には報奨金として鹿沼市で使用できる商品券10万円相当が支給されます。
・鹿沼市移住支援補助金:要件を満たす東京圏からの移住者を対象に移住支援補助金が支給されます。
単身での移住は60万円、世帯は100万円です。
また、18歳未満の子どもには子ども一人あたりプラス100万円加算されます。
ポイント4:地元の業者に相談する
ネットで土地相場や補助金などを情報収集した後、市役所や自治体に問い合わせ、子育て支援や固定資産税の情報も確認しておきましょう。
実際に朝や夕方のラッシュ時に現地に行き、周辺環境や交通アクセスを体感することも大切です。
また、鹿沼市の地元の不動産会社や工務店に土地選びや注文住宅の家づくりについて相談することをおすすめします。
エリア情報や公開されていない土地情報を持っていることもあるからです。
家づくりにおいても、鹿沼市ならではの土地や気候をよく知る地元工務店なら、的確なアドバイスがもらえるでしょう。
鹿沼市での注文住宅の建築実績が豊富な工務店であれば、安心して任せられます。
鹿沼市で理想の注文住宅を建てよう!
今回のコラムでは、鹿沼市で注文住宅を建てるポイントを解説しました。
鹿沼市は、エリアによって自然環境や利便性が大きく異なります。
そのため、土地選びの際にはインフラの整備や災害リスクについても十分に確認してください。
また、地元の不動産会社や工務店に相談し、エリア特有の情報をしっかりと収集しましょう。
木の花ホームでは、長年の建築経験や豊富な技術をもとに、住みやすい家づくりをご提案しています。
栃木に根ざし、土地を活かした高品質な家づくりをしています。
注文住宅のマイホームをお考えでしたら、大工が支える木の花ホームにぜひ一度お気軽にご相談ください。