栃木県鹿沼市で理想の家づくりを叶えよう！工務店の流れや注意点を解説

栃木県鹿沼市は、東京や宇都宮など都市部へのアクセスが良い立地です。

東京圏からの移住者向けに補助金制度が整備され、移住希望者が年々増加傾向にあります。

この記事では、鹿沼市で家を建てたい方に、工務店の家づくりについて解説します。

トラブル例や注意点についてもぜひ参考にしてください。

工務店で家を建てるメリット・デメリット

鹿沼市で家を建てる際には、ブランド力のあるハウスメーカーか、坪単価の安い工務店かと悩まれるでしょう。

ハウスメーカーは、規格化され安定した品質の家を提供していますが、間取りや設備に制限がある点がデメリットです。

工務店ならこだわりの間取りや設備に柔軟に対応し、理想の家づくりができます。

ただし、工務店によっては技術力がない、見積もりが適正でないなどトラブルに発展する例もあります。

そのため、鹿沼市の工務店で家を建てる際には、家づくりの流れや注意点をしっかり把握しておくことが大切です。

工務店にあるトラブル例

工務店は地域密着型のサービスを受けられ、フレキシブルに対応してくれるという魅力があります。

ただし、鹿沼市で豊富な施工実績があり、信頼できる工務店を選ばなければなりません。

工務店ならではのさまざまなトラブルに悩まされることもあるからです。

ここでは、工務店で新築住宅を建て、トラブルが起こりやすい例をご紹介します。

契約や見積もりの不明確さ

契約書に含まれていない工事の請求をされたり、最終確認した見積書と請求額が大きく異なることがあります。

原因は、口頭でのやり取りが多く、契約書や見積書の詳細があいまいであることです。

追加工事が発生した場合の費用やその際の対応方針についても、事前に確認し、契約書に明記しておく必要があります。

工期の遅延

信頼できる工務店を選ばないと、約束の工期を大幅に過ぎても家が完成しないというトラブルもあります。

天候の影響や資材不足、職人不足のほか、工務店の工程管理不足などが原因です。

このようなトラブルを避けるためには、契約書で工期を明確にし、遅延時の対応についても事前に取り決めが必要です。

実際に工期が遅延すると、鹿沼市への引っ越しやローン開始時期にも影響し、大きなトラブルに発展しかねません。

余裕を持ったスケジュールを立て、定期的に現場の進捗を確認し、不明点はすぐに工務店に問い合わせしましょう。

施工品質の問題

工務店で家を建て、一番不安な点は施工品質の問題ではないでしょうか。

完成後に品質に問題があると、入居後の生活に大きな影響を与えます。

入居前に必ず確認しておきたい施工品質のチェックポイントをご紹介します。

・基礎・構造：基礎の亀裂や歪みはないか、木造住宅では柱や梁の配置が適切か。

・防水・断熱：屋根や外壁にすき間や雨漏りの跡はないか、窓やドアの断熱性能は適正か。

・仕上がり：クロス、フローリングなど内装の傷や剥がれはないか、すき間や不均等な箇所がないか。

・設備：キッチン、バス、トイレなど水回りのほか、電気や照明器具が正常に動作するか。

工務店で家を建てる流れ

工務店の評判や実績、デザイン性などを比較検討した後、実際に鹿沼市の工務店に気軽に相談してみましょう。

ここでは、その後の見積もりや仕様、契約など工務店で家を建てる流れを解説します。

相談

工務店に希望する家のイメージ、予算、スケジュールを相談してみましょう。

家族構成やライフスタイルによっても住み心地の良い家の形は異なります。

こだわりたいポイントや間取り、収納についても伝えておいてください。

また、鹿沼市の土地探しについてもサポートがあるか確認しましょう。

プラン提案と見積もり

工務店から間取りやデザインの提案や概算見積もりが提示されます。

鹿沼市の気候、隣地との関係性、建築基準法などにも配慮されているか確認してください。

提案内容を細かく確認し、不明点を事前に解消することが重要です。

見積もりの内訳（材料費、施工費、諸経費）についてもしっかり把握しておきましょう。

仕様や設計の決定・申し込み

間取りや内装、設備や使用する素材を具体的に決定し、申し込みをします。

サンプルやショールームを活用し、実際に見てイメージを確認しておきましょう。

また、耐震性や光熱費、メンテナンス性についても十分配慮してください。

工事請負契約

設計や見積もり価格、スケジュールの詳細をすり合わせた後、工務店と工事請負契約を結びます。

この時、工事請負契約書の内容のほか、契約後の変更や追加工事が発生した場合についても確認が必要です。

また、鹿沼市内でも地盤の強さは場所によって異なり、地盤調査や地盤改良工事が必要となるケースもあります。

その際の必要書類や手続きについても十分把握しておきましょう。

着工・施工

地盤工事、基礎工事から始まり、建物の骨組み、外装、内装と工事が進められます。

定期的に現場を見学し、進捗や品質を確認しましょう。

工程を把握し、工務店との打ち合わせを継続的に行うことが大切です。

引渡し前の施主検査

引渡し前に完成した家を細かくチェックし、問題がないか確認してください。

設備なども実際に使ってみて動作確認、仕上がりを確認しましょう。

修正が必要な場合は、工務店にすみやかに伝え、最終調整をする段階です。

引渡し・入居

工務店から鍵や保証書を受け取り、入居準備を進めます。

キッチンやバス、トイレや空調など設備機器の取り扱い説明を受け、保証期間を確認してください。

また、入居してからのトラブルの際のアフターフォローや定期点検についても確認しておきましょう。

参考：木の花ホーム「家づくりの流れ」

工務店で家を建てる際の3つの注意点

工務店選びの際には、いくつかの注意点があります。

「デザイン性」「耐震性」「アフターフォロー」の3つの注意点をご紹介します。

注意点1：デザイン性が豊富であるか

工務店でこだわりの家を建てるには、施工実績に豊富なデザインがあるかも重要なポイントです。

外観や内装、間取りなど、好みのデザインの施工実績があれば、安心して任せられます。

ホームページで確認するほか、実際にモデルハウスや完成見学会に足を運んで、素材や工法などを体感することもおすすめです。

注意点2：耐震性を重視しているか

工務店で家を建てる際には、耐震性に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

日本では建築基準法で耐震性能の厳しい基準が義務付けられ、新築住宅では一定の耐震性が確保されています。

ただし、耐震性は、工務店の技術力や採用する工法、鹿沼市の地域性によっても異なってきます。

耐震基準は建築基準法で定められたもので、以下のようなレベルがあります。

・耐震等級1：耐震基準の最低等級

震度6〜7の地震でも倒壊しないが、建物が損傷する可能性がある。

・耐震等級2：耐震等級1×1.25倍

長期優良住宅に認定される水準で、災害時の避難所である学校、病院に推奨される。

・耐震等級3：耐震等級1×1.5倍

最も高い耐震性のレベルで、消防署や警察署に推奨され、大きな地震でも損壊が少ない。

どの耐震性を目指すのかを明確にし、目指す耐震性能の建築実績がある工務店を選ばなければなりません。

また「住宅性能表示制度」を利用し、第三者による耐震等級評価を受けている工務店であればより安心です。

注意点3：保証や定期点検があるか

住まいをいつまでも快適に保つためには、工務店のアフターフォローは欠かせない要素です。

ドアや雨戸が閉まりにくい、お湯が出ない、外壁がはがれたなど住み始めてからも住まいにトラブルはつきものだからです。

工務店を選ぶ際には、新築住宅の瑕疵担保責任保険に加えて、工務店独自の保証や延長保証、定期点検について十分確認しておきましょう。

定期点検は、スケジュールや点検内容、費用など詳細を把握しておくことが重要です。

鹿沼市に工務店でおしゃれな家を建てよう

今回のコラムでは、工務店で家を建てる流れや注意点を解説しました。

工務店選びは慎重に行い、デザイン性や耐震性、アフターフォローなど総合的に比較することが重要です。

本記事を参考に、ぜひ鹿沼市で理想の家づくりを実現してください。

木の花ホームでは、長年の建築経験や豊富な技術をもとに、住みやすい家づくりをご提案しています。

栃木に根ざし、土地を活かした高品質な家づくりをしています。

各種イベントも随時開催しておりますので、注文住宅のマイホームをお考えでしたら、木の花ホームにぜひ一度お気軽にご相談ください。