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日光市の住みやすさは?移住を考えたときに知っておきたいことを紹介

豊かな自然と歴史的な名所が調和した栃木県・日光市。

世界遺産にも登録された日光東照宮をはじめとする観光地が多く、都会の喧騒を離れてゆったりと暮らしたいと考える人に特におすすめのエリアです。

今回は、日光市での暮らしの魅力や、移住前に知りたい情報をわかりやすく解説します。

新しい生活を始める場所として、日光市を検討している方はぜひ参考にしてみてしてください。

この記事のポイント

  • 日光市がどんなところかをご紹介します。
  • 日光市の住みやすさを解説します。
  • 日光市の土地相場価格や支援制度をご紹介します。

日光市はどんなところ?

日光市の情報

人口
(2024年11月時点)
75,380人(36,527世帯)
男性:36,879人
女性:38,501人
面積1449.83㎢
アクセス・電車
日光駅~宇都宮駅:約45分
宇都宮駅~東京駅:約50分(新幹線)
・車
今市IC~浦和IC:約100分
スポット・日光東照宮
・鬼怒川温泉
・華厳滝
・中禅寺湖
・平家の里  など
教育施設・保育所:19ヶ所
・幼稚園:8園
・小学校:26校
・中学校:16校
・高校:3校
医療福祉施設・一般診療所:54
・歯科診療所:42
・病院:7
・老人ホーム:9
店舗など・スーパー、商店など:957店
・大型スーパーなど:12店
・百貨店:1店
・飲食店:645店

日光市は、栃木県の北西部に位置し、日本有数の観光地として知られています。

市内には世界遺産の日光東照宮や華厳の滝、鬼怒川温泉などの名所が点在し、歴史と自然が織りなす美しい風景が魅力です。

標高の高いエリアが多いため夏は涼しく、冬は積雪がある地域も。

都心からのアクセスも良く、観光地としてだけでなく、豊かな自然に囲まれた暮らしができる場所です。

それぞれの特徴をもつ5つのエリア

出典:日光移住のススメ「日光で暮らす」

日光市は、2006年に複数の市町村が合併したことで、現在の形となりました。

栃木県内でも特に広大な面積を誇るため、エリアごとにまた違った雰囲気があります

市の中心地である今市エリアでは生活インフラが整い、首都圏からのアクセスが良いのに対して、日光エリアでは歴史遺産と自然が豊かで、観光地として名高い環境となっています。

一つの市でありながら、住む場所によって全く違う魅力を感じられるのが日光市です。

日光市が住みやすい5つの特徴

日光市が住みやすいとされる5つの特徴をご紹介します。

県都や首都圏までのアクセスが良い

日光市は、県内外への移動がしやすい利便性の高い立地が魅力です。

栃木県の県都である宇都宮市へは車や電車で約40~50分と程よい距離にあり、日常の通勤や通学にも最適。

東京方面へのアクセスも良く、JRや東武鉄道を利用すれば、首都圏までおよそ1時間半から2時間で到着します。

豊かな自然環境の中で過ごしつつ、都市部へもスムーズに足を延ばせる良いとこ取りの立地です。

市内中心部で何でも揃う

日光市の中心部である今市エリアには、多くの人が暮らしており、生活の基盤が整っています。

たくさんのスーパーマーケットや飲食店が建ち並び、買い物がしやすいうえに、病院や学校といった公共施設も充実しています。

生活していく中で必要な買い物や医療、教育などに困ることはほとんどありません。

子育ての環境が良い

日光市は、子育てにとても優しい街として知られています。

子どもが健康に育つための支援制度が充実しており、医療費は高校生まで無料。出産時にはお祝いとして金券が届き、「地域全体が子育てを応援している」という暖かさを感じられます。

また、子育てに関する相談が気軽にできる窓口が充実しているため、初めての育児に不安を抱える親も安心です。

公園や自然の遊び場が身近にたくさんあるのも、子どもたちがのびのびと暮らす環境に良いでしょう。

自然が豊か

日光市は山々に囲まれており、自然がすぐ近くに感じられる環境です。

特にハイキングやキャンプ、釣りといったアクティビティが楽しめるエリアが多く、週末には家族や友人と気軽に自然の中で過ごすことも。

夏は都心部と比べて気温が低く、涼しい風が心地良い避暑地としても人気です。

日光国立公園をはじめ、戦場ヶ原や湯ノ湖といった広大な自然スポットでは、散策や写真撮影を楽しむ人の姿も多く見られますよ。

住居費用が比較的に安価

日光市では、首都圏や県都付近に住むよりも、住居費用を比較的安く抑えられます。

車社会なので暮らしていく上で車は必須ですが、車にかかるコストを踏まえても、生活費は都市部より安く済みます

リモートワークなどにもおすすめのエリアです。

日光市に住むならどれくらい?土地の相場価格

日光市に実際に家を建てて住むとしたら、どれくらいの費用がかかるのかシミュレーションしてみましょう。

日光市の土地の価格は次のとおりです。

地点坪単価(㎡単価)60坪価格
日光市全体67,519円(20,424円)4,051,140円
東武日光駅周辺113,553円(34,350円)6,813,180円
今市駅周辺107,438円(32,500円)6,446,280円
上今市駅周辺105,785円(32,000円)6,347,100円
最高値地点(松原町10番)163,636円(49,500円)9,818,160円
参考:土地代データ

日光市全体の平均価格は67,519円、一番高いエリアである東武日光駅周辺でも坪単価は113,553円です。

一戸建てとして一般的な30坪の住宅を建てるとして、庭を含めると60坪あれば十分な広さが取れます。

60坪の価格は、最高値の松原町10番を想定しても1,000万円以内です。

建物の価格を1,500万円~2,500万円前後だと考えると、日光市で一戸建てを建てるには2,000万円~3,500万円くらいだと想定できるでしょう。

住む場所や住宅の仕様のよっても大きく変わりますが、比較的抑えられた価格帯からマイホームが実現できるエリアです。

日光市の移住に関する支援制度

日光市に移住するにあたって、ぜひ利用したい支援制度をご紹介します。

実際に日光市に移住するときは、活用してみてください。

日光市移住支援金

東京圏から日光市に移住し、栃木県の指定する条件を満たす就職、テレワーク、または起業をした方に対して支給される制度です。

地域の活性化と移住者の生活基盤の確立を目的としています。

利用条件・就職の場合
東京圏以外または条件不利地域(特定地域)であること
週20時間以上の無期雇用契約で現在在職中
5年以上継続して勤務する意思があること
栃木県の公式求人情報サイトに掲載された対象求人に応募して就職したこと
就業先が3親等以内の親族の経営する法人でないこと
・テレワークの場合
所属企業からの命令ではなく自己意思で移住すること
移住先を生活の本拠とし、移住元の業務を継続して行うこと
企業から地方創生テレワーク交付金による資金提供を受けていないこと
・起業の場合
栃木県の「地域課題解決型創業支援補助金」の交付決定を受けていること
地域課題解決型創業支援補助金の交付決定から1年以内に申請すること
支援金額・世帯で移住:100万円
※18歳未満の世帯員がいる場合、1人につき追加で100万円を支給
・単身で移住:60万円
参考:日光暮らし「日光市移住支援金」

日光市移住支援金を受け取った場合でも、移住支援金の申請日から3年未満に日光市を離れて転出した場合には支援金全額の返還が求められます。

また、移住支援金の要件を満たす職に就いたものの、申請日から1年以内にその職を辞職した場合も全額返還の対象です。

3年以上住んでも、5年未満で転出してしまった場合も半額の返還義務があるので注意しましょう。

詳しくは▶日光暮らし「日光市移住支援金」をご覧ください。

移住促進住宅取得補助金

日光市への移住定住を促進し、地域の活力を向上させることを目的とした制度です。

日光市内で住宅を取得し、移住を完了した方に対して取得費用の一部が補助金として交付されます。

受付期間令和6年4月1日~令和7年3月31日
※予算に達し次第終了
対象者の条件・令和7年3月31日までに移住を完了すること
・転入時に年齢が45歳以下であること(子育て世帯の場合は年齢制限なし)
・過去2年以上、日光市以外の自治体に居住していたこと
・自己居住のために取得した住宅であること
・取得した住宅に5年以上定住する意思があること
・市税を滞納していないこと
・自治会に加入していること(地域に自治会がない場合は対象外)
・補助対象住宅の所有権を2分の1以上保有していること
対象住宅取得または契約が転入日の前後1年以内に行われた住宅
※賃貸目的の住宅は対象外
補助金額・新築または新築住宅の購入:20万円
・中古住宅の購入:10万円

以下の場合は追加支給
・子育て世帯:+5万円
・住宅が「日光市立地適正化計画」に基づく居住誘導区域内:+5万円
参考:日光暮らし「移住促進住宅取得補助金」

日光市移住促進住宅取得補助金を受け取った後でも、申請日から3年未満で転出した場合は全額返還が必要です。

また、申請日から3年以上5年未満で日光市を転出した場合も、補助金の半額を返還しなければなりません。

ただし、取得した住宅が自然災害などのやむを得ない事情で使用できなくなった場合には、返還義務が免除される場合もあります。

さらに詳しい情報については▶日光暮らし「移住促進住宅取得補助金」をご確認ください。

若年夫婦・子育て世帯居住誘導区域引越補助金

日光市が策定した立地適正化計画に基づき、居住誘導区域内の民間賃貸住宅に引越しを行った若年夫婦や子育て世帯を対象に、引越費用や契約初期費用などの一部を支援する補助金制度です。

夫婦ともに45歳以下である若年夫婦や、18歳以下の子どもを扶養している子育て世帯が対象となります。

申請可能な期間引越し日から3か月を経過して6か月以内に申請
(例:4月1日に引越しした場合、7月1日から9月30日までの間が申請期間)
対象世帯・初めて居住誘導区域内に引越しする世帯であること
・引越し先が民間賃貸住宅であること
・若年夫婦(夫婦ともに45歳以下)または子育て世帯であること
・世帯所得が月額28万円以下であること
・その他、条件に応じた必要書類を提出すること
補助金額・居住誘導区域内の民間賃貸住宅への引越し:2万円
・引越し費用:3分の1補助(上限3万円)
・賃貸借契約の初期費用:3分の1補助(上限8万円)
・18歳以下の子どもを扶養している場合:1人あたり1万円(上限3万円)
・自治会に加入している場合:1万円

※補助金は項目の合計金額
参考:日光市「若年夫婦・子育て世帯居住誘導区域引越補助金」

若年夫婦や子育て世帯が日光市で安心して新生活をスタートできるよう支援する制度です。

引っ越し後3ヶ月経過してからの申請となるため、忘れずに申請の準備を進めましょう。

空き家バンク

市内に存在する使用されていない住宅や店舗を有効活用するための情報提供システムです。

空き家を売買や賃貸で提供したい所有者からの情報をウェブサイトなどで公開し、日光市への移住を希望する方や二地域居住を考えている方に向けて紹介しています。

破格の住宅もあるので、移住を考えている方はチェックしてみてください。
日光市・空き家バンク

まとめ|日光市に新築をお考えなら、ぜひ木の花ホームまで!

今回は、日光市の住みやすさについて解説しました。

日光市は、県都である宇都宮や首都圏へもアクセスしやすく、非常に利便性の高いエリアです。

支援制度も整っており、子育てにも最適。自然が豊富なのびのびとした環境で、充実して暮らせますよ。

木の花ホームでは、長年の建築経験や豊富な技術をもとに、住みやすい家づくりをご提案しています。

日光市でも、暮らしやすい家づくりをお手伝いしています。

お近くで注文住宅のマイホームをお考えでしたら、ぜひ1度木の花ホームまでご相談ください!

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