【鹿沼市】家づくりの土地探し|分譲地のメリット・デメリットを解説
家の土地探しでは、利便性や治安などたくさんのことを考慮しなければなりません。
起業したい人や農業に携わりたい人は、都市部ではなく郊外での生活を検討することが多いのではないでしょうか。
栃木県鹿沼市は、自然豊かな地域で、都市部へのアクセスが良く移住者にも魅力的なエリアです。
新たに造成された分譲地も多く、新しいコミュニティでの暮らしが可能です。
この記事では、分譲地のメリット・デメリットを詳しく解説します。
鹿沼市で分譲地を購入する際の注意点についてもぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
- 分譲地と宅地の違いを解説します。
- 分譲地の種類や特徴をご紹介します。
- 鹿沼市で分譲地を選ぶ際の注意点を解説します。
目次
分譲地と宅地の違い
家を建てる際には、分譲地や宅地の土地が選べます。
分譲地は、不動産会社が広い土地を買取り、区画整理をして住宅用地として販売する土地。
道路や水道、ガスなどのインフラがすでに整備され、すぐに住宅の建築に着手可能です。
一方、宅地は土地の登記簿に「宅地」と記載される土地です。
広さや大きさなど土地の形状を自由に選べますが、インフラや土地の段差整備を土地購入者が行わなければならない場合もあります。
分譲地の3つの種類
不動産会社が販売する分譲地には3つの種類があります。
ここでは「分譲宅地」「建築条件付き宅地」「建売住宅」について見ていきましょう。
①分譲宅地
分譲宅地は不動産会社が区画整理して販売する住宅用地で、建築条件がなく、好きな建築会社を選ぶことが可能です。
区画が整っているため、統一感のあるきれいな街並みで暮らせます。
また、鹿沼市の分譲地の価格は坪単価10万円~30万円程度です。
立地や土地の広さ、道路やインフラ状態も土地価格に影響します。
②建築条件付き宅地
建築条件付き宅地とは、家を建てる際の建築会社が指定されている土地で、売建住宅とも呼ばれるものです。
基本的に他の建築会社や工務店を選ぶことはできません。
また、土地購入後、3カ月以内に、指定の建築会社と建築請負契約を結ぶという条件もあります。
③建売住宅
建売住宅は、建築会社が土地に建物を建てて販売し、土地と建物がセットになっているのが一般的です。
都市部から鹿沼市への移住を検討される場合でも、すでに建てられた住宅を購入できるため、短期間で新生活を始めることができます。
また、比較的価格が安い物件が多いのも建売住宅の特徴です。
分譲地のメリット・デメリット
すでに整備された分譲地には、宅地とは違う特徴があります。
ここでは、分譲地のメリット・デメリットを参考にしてください。
分譲地のメリット
メリット1:「生活のインフラが整備されている」
分譲地は、コンクリートや大きな石などがれきが取りのぞかれ、土地の凹凸や高低差を無くし、住宅がすぐに建築できるよう地盤が整備されています。
また、電気やガス、水道やインターネットなど生活インフラが整っているのも大きなメリットです。
メリット2:「利便性に優れている」
都市計画の一環として、土地の区画に加え、道路や公園など公共施設が整い、生活しやすい環境です。
スーパーや病院のほか、学校や図書館など教育設備の周辺環境が整備されています。
メリット3:「新しいコミュニティで暮らせる」
分譲地には子育て世帯が多く、同世代の家族と新しいコミュニティを築きやすい環境が整っています。
鹿沼市の新しい土地で生活を始める場合には、地域になじめるかどうか、不安に感じることもあるでしょう。
分譲地では、子どもが同じ小学校や中学校に通うことが多く、ご近所づきあいもしやすく子育てしやすい環境です。
分譲地のデメリット
デメリット1:「土地の形状が限られる」
区画整理された分譲地は、土地の形状や広さを選ぶことができません。
小さめの土地が多く、広い土地を購入したい場合には条件に合うものがない場合もあります。
広い庭や複数の駐車スペースなどを希望する場合には、分譲地の広さや形状をよく確認しましょう。
また、同じような形状の家が立ち並ぶことが多く、個性的な家づくりができない可能性もあります。
デメリット2:「建築条件付きの場合がある」
分譲地には、規定の建築会社でしか家を建てられないという条件が付いているものもあり、注意が必要です。
建築条件は基本的には外せませんが、区画数の少ない土地や販売期間が長い土地では、土地価格を上乗せして支払うことで外してもらえることもあります。
また、建築条件付きの分譲地であれば、建築会社が決まっているため、建売住宅よりは自由度が高いものの間取りや設備が限定されます。
理想の設計やデザインを選べないケースもあり、建築条件の付いていない分譲地とも比較検討してください。
デメリット3:「交通の便が悪い場合がある」
広い土地を区画整備して販売する分譲地は、公共交通機関の駅から離れた郊外にあることも少なくありません。
そのため、家族が電車などを毎日使う場合には不便を感じることもあります。
家族が電車で通勤・通学する場合は、毎日の送迎が負担となるからです。
鹿沼市は自動車での移動が基本となるエリアも多いため、公共交通機関をよく利用する場合には注意が必要です。
鹿沼市で分譲地を購入する際の注意点
鹿沼市で分譲地を購入する際には、いくつかの注意点があります。
ここでは「立地」「地域の評判」「探し方」についてご紹介します。
立地条件
分譲地を選ぶ際には、駅からの距離や主要道路へのアクセスの確認が必要です。
また、スーパーや病院などの周辺環境に加え、日当たりや地盤、騒音の状況なども確認しておきましょう。
鹿沼市であれば、新鹿沼駅周辺の分譲地は、商業施設や公共施設も多く人気です。
また、分譲地の地域だけでなく、気に入った区画の立地にも注目してください。
区画の中でも角地は、日当たりが良く、間取りの自由度も高いため人気があります。
ただし、角地は外からの視線が気になったり、家の周囲の交通量が多く車の出し入れが大変な場合もあります。
地域の情報
暮らしやすい分譲地かどうかを知るためには、地域の情報も重要なポイントです。
安心して暮らすためには、防犯カメラや街灯の設置状況、不審者が入りにくい土地設計など、地域の治安を確認する必要があります。
また、地域での犯罪の発生状況を調査し、安全性を十分に確認しましょう。
また、小さなお子さんがいる場合には、学区情報も欠かせません。
基本的には住んでいる地域で通う学校が決まっています。
公立の小学校・中学校の評判や、通学ルートの安全性や距離もよく確認してください。
さらに、鹿沼市では都市部からの移住者に対して自治体の支援制度が充実しています。
自治体や国の補助金制度についても十分活用しましょう。
・「鹿沼市移住支援補助金」
要件を満たす東京圏からの移住者に対し、単身者に60万円、世帯には100万円が支給される。
18歳未満の子どもには子ども一人あたりプラス100万円加算。
探し方
分譲地は、SUUMOやHOME’Sなど不動産のポータルサイトや地域の新聞で探せます。
また、地元の不動産会社に直接相談するのもおすすめです。
地元の不動産会社であれば、インターネットなどに掲載されていない情報を持っている場合もあるからです。
さらに、現地を訪れ、日当たりや騒音、交通の便など周辺環境を実際に体感してみるのも重要です。
鹿沼市の分譲地で理想の家づくりを!
今回のコラムでは、鹿沼市での土地選びについて解説しました。
分譲地の土地を選ぶ際には、立地条件や地域情報をよく確認しましょう。
また、分譲地のメリット・デメリットを把握して、理想の家づくりをしてください。
木の花ホームでは、長年の建築経験や豊富な技術を活かし、住みやすい家づくりをご提案しています。
栃木に根ざし、鹿沼市の地域情報も豊富に持っております。
注文住宅のマイホームをお考えでしたら、大工が支える木の花ホームにぜひ一度お気軽にご相談ください。