一人暮らしにおすすめな平屋の間取り例を紹介!メリット・デメリットについても解説
一人暮らしの平屋の一戸建てにも注目が集まっています。
一人暮らしと聞くとアパートやマンションをイメージする方がほとんどだと思いますが、女性の社会進出や独立化が進む昨今、男性だけでなく、女性の一人暮らしでも一戸建ての購入・建築を選ばれる方が増えています。
もちろん、シニア世代の方々にも人気の平屋です。
今回の記事では、一人暮らしを平屋で考えている方へ、最適な間取りや価格の目安、メリット・デメリット、そして家づくりのポイントを詳しく解説します。
この記事のポイント
- 平屋で一人暮らしにおすすめな間取り例
- 一人暮らしで平屋に住むメリット・デメリット
- 一人暮らしの平屋、坪数ごとの価格目安
目次
平屋で一人暮らしにおすすめな間取り例
平屋で一人暮らしをする際の住み心地の良さは、間取りが大きく影響します。
実際に木の花ホームで施工した間取りをいくつか紹介します。
スタンダードな1LDK
こちらは一般的な1LDKの平屋の間取りです。
リビングを横長に広くすることで、一番過ごすことの多いリビングでゆったりとした生活が可能です。
また、キッチン横にパントリーも設置しているので、ストックが多くなりがちでも安心して収納できます。
ワークスペースで普段の生活にメリハリを
こちらの間取りでは、寝室とリンビングの間のワークスペースが特徴です。
テレワーク時や、ちょっとした趣味の時間を過ごすのに、リビングでも寝室でもないスペースを設けることで、集中できます。
また、4畳ほどのWICも特徴的で、洋服の多い女性でも収納に困ることはありません。
コンパクトさ重視で家事動線を考えた間取り例
こちらは無駄のない生活動線が特徴です。
洗面脱衣室→WIC→寝室への動線が一直線なので、起床時や就寝時の身支度がしやすい間取りです。
広さも一人暮らしにはほどよい広さなので、掃除の負担も軽減できます。
一人暮らしの人が平屋を選ぶ理由
一人暮らしの人々が平屋を選ぶ理由には、いくつかのポイントがあります。
平屋は階段がないため、上下階の移動が不要です。掃除や日常生活の手間が省け、効率的な生活ができます。
老後も見据えたバリアフリーの設計が可能です。
また、平屋は一戸建てであるため、賃貸アパートよりも広いスペースを確保できる点も人気の理由です。
ワンフロアで生活が完結するため、生活動線や家事動線を使いやすい点も一人暮らしに向いています。
さらに、集合住宅では他人の生活音が気になってしまう場合がありますが、平屋の一戸建てならその心配がありません。
周囲に気を使わず、自分のペースで自由に生活できることも、平屋の大きな魅力です。
一人暮らしで平屋に住むメリット
一人暮らしの人が平屋に住むメリットは以下の点があります。
- ・自分のこだわりの住宅ができる
- ・バリアフリーにできる
- ・家事がしやすい
- ・メンテナンスがしやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分のこだわりの住宅ができる
今ままでの住まいに不満があった部分を解消し、自分の理想の住まいを実現できることが一番のメリットです。
また、趣味のスペースを設けることもでき、男性なら敷地内にガレージを造ることができたり、女性は広いWICを設置することで収納場所を気にすることなくおしゃれを楽しめます。
自分だけのこだわりを実現できできるのは大きな魅力です。
バリアフリーにできる
一人暮らしの一戸建てを希望する方は、すでにシニアの方はもちろん、40歳代、50歳代の方でも老後の生活を意識しているケースが多いことも特徴です。
段差の少ない平屋は、高齢になって足腰が弱っても住みやすい家であるため、長く快適に暮らせます。
掃除機や洗濯物を二階に持ち運ぶ作業もなくなり、掃除も楽になるでしょう。
家事がしやすい
家の住みやすさは、毎日の生活動線に関係があります。
平屋の間取りでは、階段の上り下りがないだけでなく、家事の場所をコンパクトにまとめ、機能的で使いやすい家事動線を実現できます。
特に、女性はこれまでいろいろな家で家事をしてきた経験から、自分の理想とする家事動線がある方も少なくありません。
自分が効率的に家事をこなせる動線を自由に設計できることも、平屋を建てるメリットです。
メンテナンスがしやすい
家は長期にわたり、定期的な修繕が必要となるもの。
屋根や外壁を修繕する場合、二階建て以上の家であれば、高い費用がかかる足場を組む必要があります。
平屋であれば足場を組む必要がなく、修繕のコストをおさえられます。
ただし、コンパクトとはいえ維持管理に労力はかかるため、家を建てるときからメンテナンス性を高める工夫をしておくのがおすすめです。
一人暮らしで平屋に住むデメリット
一人暮らしのコンパクトで機能的な平屋の間取りを、快適な空間にするためには、プライバシー面や室内環境面への配慮が重要となります。
デメリットについても知っておきましょう。
プライバシーの確保が難しい
建設する環境にもよりますが、平屋は1階建てのため、隣接する家からの目が気になりプライバシーの確保が難しい場合があります。
かといって一日中雨戸やカーテンの閉めっぱなしでは、風通しや日当たりも悪くなるので、窓の位置に注意して設計するようにしましょう。
またコンパクトな間取りは機能的である一方で、将来一緒に住む家族が増えた場合には、距離が近すぎると感じることもあります。
程よい距離感のある間取り設計にするのがおすすめです。
防犯面で注意が必要
一戸建てを建築する際に注意しなければいけないのが防犯面です。
アパートやマンションなどの集合住宅とは違い管理人さんもいません。
一人暮らしの人を、安心・安全に過ごすための防犯対策はしっかりとしておきましょう。
収納場所が少なくなりやすい
坪数や間取りによっては、限られたスペースでの収納場所の確保が難しい場合があります。
趣味などで荷物が多くなりそうな場合は、小屋根裏やデットスペースを収納場所として利用できるか検討してみましょう。
一人暮らしの平屋、坪数ごとの価格目安は?
一人暮らしの平屋を建てる際の価格は、坪数や選ぶ仕様によって大きく変わります。
地域や使用素材等でも価格は異なります。
明確にいくらということは言えませんが、実際に建築しようと思っている地域の施工業者に、坪単価を確認すると目安の費用を計算できます。
以下は10坪から20坪程度の平屋の価格目安を紹介します。
平屋で一人暮らしをする際の家づくりポイント
需要が高まっている平屋での一人暮らしですが、一戸建てですので大きな買い物です。
費用面はもちろん、防犯面、平屋を得意とする施工業者などにポイントを置いて理想の家づくりをしましょう。
費用を抑えたいなら規格型住宅を選ぶ
コンパクトな平屋といっても、庭や駐車場、収納場所の確保などが必要な場合、同じ延床面積の二階建てを建てるより広い土地が必要です。土地が広くなると費用も高くなりがちです。
これらの費用を抑えたい場合、規格型住宅を選ぶことで、フルオーダーの住宅と比べて建築費用を抑えられます。
規格や標準仕様は各メーカーによって異なるため、比較検討して希望する条件に近いものを選ぶのがよいでしょう。
また、外観や内装もできるだけシンプルなものにするのも重要です。
特殊な材料や複雑な形状は材料費や施工費用がかかり、工期も長くなりがちです。
防犯面についての対策をする
平屋は、足場がなくてもどの部屋にも侵入しやすいため、空き巣に狙われやすいとされます。
特に、女性の一人暮らしであれば防犯面の強化が必要です。
警視庁からも推奨されている防犯対策の一例をご紹介します。参考にしてください。
- ・ピッキング、サムターン回し等の不正解錠に強い建物部品の設置
- ・防犯ガラス/防犯フィルムを貼付
- ・センサー付きライトの設置
- ・カメラ付きインターホン
- ・庭先に砂利を引く
- ・高い塀は設けない
平屋が得意な住宅メーカーに頼む
平屋は、自分らしい暮らし方を追求できる住まいです。
一般的な2階建て住宅とは、構造や間取りの考え方が異なります。
施工を依頼する際には、平屋の建築を得意としているかどうかを見極めることが大切です。
木の花ホームでは、多くの平屋をご提案してきました。詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
まとめ|平屋で一人暮らしを実現するためのポイント
一人暮らしに適した平屋の間取り例から、平屋を選ぶ理由、メリット・デメリット、価格目安、家づくりのポイントまで幅広く解説しました。
平屋の一人暮らしは、自分の理想の住まいを実現できる住宅です。
メリット・デメリットなどを理解し、自分のライフスタイルや予算に合わせて、理想の平屋づくりの参考にしてください。
木の花ホームでは、外壁や建物正面のデザインにこだわり、遊び心とプライバシーを両立させたシンプルな平屋を提案しています。
平屋の開放感とプライバシーを確立し、さらにおしゃれ心を満たすデザインを採用しました。
家づくりにおいて、建材や工法のみならず、木の花ホームの長年の経験や技術が役に立てます。
また、木の花ホームでは、快適性だけでなく省エネで、長持ちする強い家づくりをしています。
栃木に根ざし、地域に密着した土地を活かす家づくり。
お客様の人生を豊かにするため、人にも建物にも優しい家づくりを目指しています。
平屋の家づくりをお考えでしたら、大工が支える木の花ホームにぜひ一度ご相談ください。