モダンな平屋でおしゃれな間取り事例3選|かっこいいデザインを実現する外観や内装のポイントについても解説
ありきたりなデザインの家ではなく、おしゃれでモダンな平屋の一戸建てを建てたいと考える方が増えています。
「モダンでおしゃれな平屋ってどうやってつくるのだろう?」とお考えの方に、おしゃれ心をくすぐるモダンな平屋の家づくりについて解説します。
おしゃれな間取りの事例や、かっこいい平屋を実現するポイントについても見ていきましょう。
目次
モダンでおしゃれな平屋の特徴
モダンでおしゃれな平屋の特徴は、直線的なデザイン、モノトーンの色使い、見た目にインパクトのある外観の素材です。
シンプルモダンで飽きにくい外観デザインと、室内の機能性を合わせ持った点が平屋が人気の理由です。
モダンでおしゃれな平屋のメリットとデメリット
モダンでおしゃれな平屋を建てるためには、まずは平屋のメリット、デメリットについて知っておく必要があるでしょう。
平屋のメリット
平屋は、家の中を楽に移動でき、ワンフロアで生活できる家です。
階段がないため、バリアフリーの設計にしたり、ライフスタイルの変化による間取り変更も自由にしやすく、年をとった際にも自立した生活が送れます。
家族の距離が近いので、コミュニケーションが取りやすく、安心感があるでしょう。
また、平屋は建物構造が安定しているため、耐震性が高く、地震などの災害にも強い家です。
平屋のデメリット
一方、平屋は防犯面、建築費用、採光・風通しの面でデメリットがあります。
外から家の中が見渡せる状況であれば、室内の間取りが把握されやすく、空き巣などに狙われやすくなります。
外からの視線をさえぎる柵や植栽といった外構設計、防犯性が高い窓を採用するなど窓の設計が重要です。
また、快適な平屋は、2階建ての家よりも建築費用がかかります。
2階建てと同じ延べ床面積であっても、広い土地が必要であり、費用のかかる屋根や基礎部の面積が広いからです。
さらに、平屋を明るく空気の循環した家にするためには、光や風をさえぎる建物の少ない周辺環境や、家の開口部の設計を重視しなければなりません。
平屋の家づくりの注意点
おしゃれで快適な平屋にするためには、計画的な収納設計をしていきましょう。
家族共有スペースと、それぞれのプライベートスペースをしっかり分けると、プライバシーが守られるのはもちろん、リビングなど共有スペースに個々のものがあふれかえるようなことにはなりません。
また、余裕をもった収納スペースを設けておくと、将来家族の人数が増えて物が増えたとしても安心です。
先々のライフスタイルまで考えつくした部屋は、常にすっきり整理され、広々としたおしゃれな理想の空間になります。
モダンでおしゃれな平屋の家づくりのポイント
モダンでおしゃれな平屋のデザインは、家全体のトータルバランスがとれています。
外観、内装、間取りのデザインをバランス良く合わせると、統一感のあるモダンでおしゃれな雰囲気になるのです。
外観デザイン
外観のデザインを左右するポイントは、屋根、建物の形、外壁の設計です。
平屋は屋根面積が広く、屋根のデザインで印象が大きく変わります。
また、屋根は雨を家に入りにくくしたり、室内の温度調整をする役割があり、住宅の性能にもかかわります。
家の向きや機能性も考えながら、お好きなデザインの屋根を選びましょう。
屋根の形には、よく見かける三角形の切妻屋根、建物の四角形を印象付けるフラットな陸屋根、片方に傾斜のあるスタイリッシュな片流れ屋根などがあります。
最上部から軒に向かって四方向に屋根がある寄棟屋根(よせむねやね)は、和モダンにも合う重厚感のある屋根です。
また、家の形は、家の明るさや住みやすさとともに外観にも大きく関わるポイントです。
家の形には、長方形、L字型、コの字などがあり、採光や間取り、生活動線を考え合わせた設計をしなければなりません。
さらに、モダンでおしゃれな平屋の外壁の仕上げ材には、金属サイディングが多く取り入れられています。
素材がシャープで、レンガ調やタイル調など豊富なデザインがあります。
耐水性に優れ、長期間メンテナンスが必要ないため、初期費用はかかりますが、コストパフォーマンスが高いため人気です。
平屋の外壁は単調になりやすいため、配色やアクセントにも注意しなければなりません。
黒やグレーなどの濃い色を使うのか、白やベージュなどの淡い色を使うのかで建物のイメージが変わります。
色数を絞って配色する、木目などナチュラル素材の玄関ドアなどでアクセントをつけるのが、かっこいい外壁づくりのポイントです。
内装デザイン
内装インテリアは、壁紙や床材、天井などテイストを統一すると、おしゃれな空間になります。
色数をたくさん使わず、3色以内に抑えるのがインテリアのコツです。
配色をベースカラー70%を中心に、メインカラー25%、アクセントカラー5%を意識するとまとまりやすく、落ち着いた部屋になるでしょう。
室内照明の設備もこだわりたい重要なポイントです。
照明は光量を取り入れる照明と、室内のムードを演出する照明があります。
間接照明を効果的に使えば、高級ホテルのようなイメージになりますし、ペンダントライトやシーリングスポットライトを使えば、おしゃれなカフェのような雰囲気にもなります。
インテリアに合う照明を検討してください。
また、LEDの調光機能や調色機能があるタイプのものを使用する方法もあります。
作業したい時、くつろぎたい時で使い分けが可能で便利でしょう。
間取りデザイン
おしゃれでモダンな平屋の間取りづくりのポイントは、開放感です。
壁や間仕切りを減らして、回遊しやすい動線をつくると圧迫感のない住みやすい家になります。
また、吹き抜けや勾配天井を採用すると、高さがあり、空間に広がりが出ておしゃれな雰囲気に。
天井を高くしたことで、ロフトスペースをつくって、大容量の収納も確保できます。
物が散らからず、すっきりとした室内が維持できるでしょう。
さらに、建物の形をコの字にして、中庭やテラスとつながる間取りは、採光や風通しにもよく、自然を感じられる明るく広い空間になります。
間取りのデザインは、住みやすさに直結するため、デザイン性と実用性を兼ね備えた設計が重要です。
モダンでおしゃれな平屋の間取り事例
モダンでおしゃれな平屋の間取りをご紹介していきましょう。
ゆったりとした和室のある間取り、家事の効率が上がるランドリールームのある間取り、住みやすい回遊動線の間取りの3つです。
大きな和室がある和モダンの間取り
リビング横に8.54帖の大きな和室があり、広い空間としても、また個室としても利用できます。
家族みんなで和室でくつろいで暮らせる、ゆとりを感じる和風の間取りです。
洗濯が楽しくなる間取り
面倒な洗濯を効率的に済ませて、収納も簡単なイマドキのモダンな間取りです。
洗濯から室内干しまで済ませられるランドリールームの横に、大きなウォーキングクローゼットを配置しました。
乾いた洗濯物をクローゼットのポールハンガーにかけるだけ!毎日のコーディネートも楽しみになるおすすめの間取りです。
家の中が回遊できる間取り
コンパクトな動線は、平屋の家づくりの大切なポイントです。
こちらの間取りでは、トイレやお風呂の水回りエリアがまとめられているだけでなく、家中を回遊できる間取りです。
子育てが終わり、夫婦だけのライフスタイルになると、アクセスの悪い部屋は、物置部屋になってしまうことも。
回遊できる間取りなら、どの部屋にもアクセスしやすく、家をフル活用でき、無駄のない暮らしが実現します。
まとめ
こちらの記事では、おしゃれでモダンな平屋の家づくりについて見てきました。
おしゃれでモダンな平屋の家づくりでは、外観、内装、間取りのデザインをバランス良く組み合わせましょう。
平屋には、生活動線や間取りの変更のしやすさなどのメリットがあります。
一方で、防犯面や採光など室内環境面でのデメリットにも配慮して、住まいの設計をしなければなりません。
和モダンな間取り、洗濯が楽しくなる間取り、家の中が回遊できる間取りなど、平屋ならではの良さを活かした事例をぜひ参考にしてください。
木の花ホームでは、外壁や建物正面のデザインにこだわり、遊び心とプライバシーの両立させたシンプルな平屋をご紹介しています。
平屋の開放感とプライバシーを確立し、さらにおしゃれ心を満たすデザインを採用しました。
家づくりにおいて、建築木材や工法のみならず、木の花ホームの長年の経験や技術がお役にたてます。
快適性だけでなく省エネで、長持ちする強い家づくりをしています。
栃木に根ざし、地域に密着した土地を活かす家づくり。
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平屋の家をお考えでしたら、大工が支える木の花ホームにぜひ一度ご相談ください。