小さな平屋の間取り事例を紹介!夫婦二人が住むのに必要な面積と価格相場についても解説
小さな平屋は、シンプルでありながら快適な暮らしを実現できる住まいとして注目を集めています。
この記事では、夫婦二人で暮らすのにぴったりな間取りや、必要な面積、費用まで小さな平屋の魅力を紹介します。
さらに、小さな平屋のメリットやデメリット、暮らしやすくするポイントも解説します。
小さな平屋で理想の暮らしをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 小さな平屋の魅力
- 小さな平屋の面積と価格相場
- 小さな平屋のメリット・デメリット
目次
小さな平屋の間取り事例
小さな平屋の間取りをご紹介します。
小さな平屋ですが、それぞれのこだわりが詰まった間取りになっています。
1LDK+畳の間取り
1LDKに畳スペースを設けたこちらの間取りは、約21坪の平屋です。
コンパクトな間取りながらも、エントランスにはシューズクローゼットもあり、ゆったりとした造りになっています。
水回りを横に並べることで、生活動線をシンプルにしているのも特徴です。
プライベートが守られた間取り
こちらは寝室を二つに分けた間取りです。
二つの寝室の間にクローゼットを配置し、音漏れの心配も少なく、お互いのプライバシーが守られるのが特徴です。
LDKで家族と楽しい会話をしたり、個室で自分の時間を楽しんだりできます。
たっぷりの収納がある間取り
収納が少なくなりがちな平屋ですが、家族共有の大きなファミリークローゼットのある間取りです。
たっぷりの収納が確保されており、室内がすっきりと片付きます。
また、ランドリールームからの動線もスムーズなので、洗濯物を効率よく収納できるのが特徴です。
小さな平屋の魅力
小さな平屋はコンパクトで、無駄のない暮らしができます。
戸建ての一人暮らしをお考えの独身の方、お子さんのいらっしゃらないご夫婦、子育てが落ち着いた50代・60代のご夫婦などにおすすめの家です。
すべての部屋がワンフロアにあるため、生活動線がシンプルで効率的なのが特徴です。
また、デッドスペースが少なく、無駄のない快適な生活ができ、自分たちのこだわりたい所ところにお金をかけられるのも平屋の魅力です。
小さな平屋に必要な面積と費用の目安
小さな平屋は、一人暮らしや夫婦二人で暮らすのにちょうど良い広さの家です。
小さな平屋に必要な面積や費用の目安をご紹介します。
小さな平屋の面積
夫婦二人がゆとりを持って生活するために必要な住まいの広さは、都市部以外の地域では75㎡(約23坪)とされています。
また、一人暮らしであれば、50㎡(約15坪)が建築面積の目安です。
参考:国土交通省「誘導住居住面積(住生活基本計画より抜粋)」
栃木県の建ぺい率60%の土地であれば、夫婦二人の暮らしには125㎡(約38坪)、一人暮らしなら83㎡(約25坪)の土地が必要でしょう。
小さな平屋に必要な費用
住宅の価格は、坪単価×延床面積が基本です。
小さな平屋はローコスト住宅であれば、20坪で1,000万円以下で建築が可能な場合があります。
ローコスト住宅とは、無駄を省き、規格を統一した資材や設備を使って、建築費を抑えた住宅です。
一般的な住宅より格安で家を建てられ、小さめの平屋なら1,500万円前後が一番多い価格帯です。
また、住宅性能も重視した一般的な平屋であれば、2,000万円以上の費用が必要です。
しかし、価格は家を建てる地域や土地の有無、住宅設備のグレードなどによっても変わるので、一概には言えません。
実際の価格は、実際に家を建てたいと思っている地域の工務店や施工業者に相談するのがおすすめです。
栃木で小さな平屋を建てるなら、以下のリンクから木の花ホームにぜひご相談ください。
小さな平屋のメリット
小さな平屋には以下のメリットがあります。
- ・生活動線がスムーズ
- ・バリアフリー設計しやすい
- ・メンテナンスコストが抑えられる
それぞれ詳しく解説します。
生活動線がスムーズ
平屋は、すべての部屋がワンフロアにまとまっているため、生活動線が短く、暮らしやすいのが最大のメリットです。
また、2階部分がないため、以下のような家事動線もコンパクトに済みます。
- ・掃除をする範囲
- ・洗濯物を2階のバルコニーへ干しに行く
さらに、ワンフロアでの生活は、家族とのコミュニケーションも取りやすい点も大きなメリットです。
バリアフリー設計しやすい
平屋は、2階部分がないので階段を使用した上下移動がありません。
そのため、階段からの転倒や段差によるけがのリスクが少なく、安心して暮らせるのが特徴です。
また、段差のないワンフロアは将来バリアフリー化する際にもリフォームの手間が最小限で済むため、大きなメリットといえます。
メンテナンスコストが抑えられる
小さな平屋は面積が少ないので、修繕にかかる費用が抑えられます。
特に、屋根や外壁など修繕費用が高額になりやすい場所でも、小さな平屋では使用する材料の量が少なく、足場代も抑えられるため、費用も軽減されます。
また、2階建てに比べて構造も安定しやすいので、地震や台風などの自然災害に対しても費用が抑えやすい点はメリットです。
小さな平屋のデメリット
たくさんのメリットがある一方で、平屋にはデメリットもあります。
周辺環境を受けやすい
平屋は2階部分がないため、外から家の中が見渡しやすく、高い建物が立ち並んだ環境であれば、光の取り入れや風通しの悪い家になる可能性があります。
また、プライバシーを重視するあまり、高い塀を家の周りに配置すると、光が入らず、冬は暗く寒い家になります。
快適な平屋を建てるためには、室内環境のバランスがしっかりとれた設計が必要です。
また、平屋では浸水の被害がある場合には、2階に逃げられません。
ハザードマップで浸水被害についても確認し、周辺環境の良い土地を探しましょう。
防犯面の不安がある
平屋の場合、生活空間がすべて1階にあるため、外部からの侵入がしやすいというデメリットもあります。
また、平屋は周辺環境を考慮し、周囲に高い建物がある土地を避けて建てることが多いため、結果的に侵入のリスクが高まる場合があります。
そのため、平屋を建てる際には、しっかりとした防犯対策が必要です。
栃木県で土地選びから、平屋づくりをお考えの方は、お気軽に木の花ホームへご相談ください。
小さな平屋で暮らしやすくするポイント
小さな平屋を快適な住まいにするためには、間取りや収納の計画的な設計が重要です。
住みやすく広々とした住まいにするためのポイントを紹介します。
生活動線がスムーズな間取り
小さな平屋を建てる際には、生活動線を意識した間取りづくりが大切です。
以下、具体例を紹介します。
- ・室内空間をできるだけ仕切らない
- ・廊下スペースを最小限にする
- ・リビング、脱衣所、キッチンをひとつなぎにする
- ・玄関からパントリーへの導線を短くする
小さな平屋でコンパクトな生活ができても、生活動線がスムーズでないとストレスになります。
家事動線の良い平屋の記事はこちらも参考にしてください。
→ランドリールームやファミリークローゼットのある間取りづくり | 家事動線の良い平屋の事例についてもご紹介
収納場所の確保
小さな平屋は面積が少ないため、収納場所を確保しなくてはなりません。
しかし、収納スペースを確保しすぎるあまり、居住空間が狭くなってしまうケースもあります。
収納場所の対策として、ロフトの検討もおすすめです。
ロフトがあれば、収納場所としてもフリースペースとしても活用できて便利です。
ロフトのある平屋の記事はこちらも参考にしてください。
→【注文住宅】ロフト付き平屋の間取りづくり|メリットや設置のポイントを解説
防犯対策をする
平屋は外部から侵入されやすいため、以下のような防犯対策が必要です。
- ・防犯ガラスの設置
- ・窓の数を最小限に抑える
- ・センサーライトの設置
- ・防犯カメラの設置
- ・ホームセキュリティシステムの導入
- ・防犯アラームの設置
- ・砂利や敷石の設置
- ・人感センサー付き照明の設置
これらの対策を組み合わせることで、防犯性を高めることができます。
特に窓の対策と視線の確保は重要視するのがおすすめです。
小さな平屋のご相談はぜひ木の花ホームへ
小さな平屋では、コンパクトで無駄のないシンプルな生活ができます。
快適な間取りや適切な防犯対策、充分な収納スペースを確保することで、理想の暮らしを実現できます。
家づくりにおいて、建材や工法の他、木の花ホームの長年の豊富な経験や技術がお役にたてるでしょう。
栃木県で小さな平屋の建築をお考えの方は、地域に精通した工務店、木の花ホームにご相談ください。
豊富な経験と実績を持つ私たちが、お客様のライフスタイルに合わせた理想の平屋づくりをサポートいたします。
まずは無料相談から、お気軽にお問い合わせください。