【新築】キッチンの色で後悔したくない!色選びのポイントや人気色を解説
キッチンは、色で印象が変わり、選んだ色を後悔するケースもあります。
長い時間を過ごすキッチンは、新築の家で見た目にも使い勝手にもこだわりたい場所です。
この記事では、キッチンの色で後悔しやすい点や、色選びのポイントを解説します。
キッチンの人気色についてもご紹介しましょう。
目次
キッチンの色で後悔しやすい点
キッチンは好みだけで色を選ぶと後悔するケースがあります。
後悔しやすい点は、汚れが目立ちやすい、空間の中でバランスが悪いなどです。
汚れが目立つ
キッチンは多くの場所に触れながら作業するため、黒や紺など濃い色のものには手垢や指紋などの汚れが付きやすくなります。
明るい色よりも汚れが目立つため、濃い色のものにはこまめなお手入れが必要です。
キッチンパネルの汚れには、清潔感を保つためマイクロファイバーの布や重曹を使って、拭きあげていかなければなりません。
バランスが悪い
LDKの間取りのキッチンで、キッチンだけを考えて色選びをするとほかの部屋から浮いてしまい、後悔するかもしれません。
キッチンは扉やワークトップなどが広い面積を占めるため、色を考える際にはほかの部屋とのバランスを考えてください。
床や壁、天井のほか、家具やカーテンともトータルの色味を合わせていくことが大切です。
後悔しないキッチンの色選び
キッチンの色で後悔しないように、色選びのポイントを見ていきましょう。
注意するべき点は「空間のコーディネート」「キッチンの明るさ」「お手入れのしやすさ」「現物の確認」です。
空間のイメージをつくる
まずは暖色系や寒色系、明るい色やシックな色、木目調など大まかな空間のイメージをつくっていきましょう。
白や黒、グレーや木目などベースの色を決め、床や壁、食器棚や冷蔵庫とのバランスを考えてください。
ほかの部屋との色目を合わせることも大切で、配色は3色に絞るとバランスが整います。
ベースカラーとキッチンのメインカラー、アクセントカラーの割合を70:25:5を目安にしてみましょう。
アクセントカラーを使うと空間が引き締まり、視線を集めるフォーカルポイントをつくることができます。
キッチンの明るさを考える
キッチン自体の明るさについても考えておかないと、のちに後悔することになります。
色を選ぶ際には、キッチンの照明のほか、窓から差し込む日光の明るさにも配慮してください。
白いキッチンは清潔感があり、人気がありますが、日差しが明るい場所ではまぶしすぎると感じることもあります。
また、シックな黒やグレーのキッチンは、暗いダウンライトの光の元では空間が暗く、また狭く感じられるものです。
現物をかならずチェックする
色のイメージをふくらませるために、カラーシュミレーションを活用してみてはいかがでしょうか。
各キッチンメーカーが提供するカラーシュミレーションを使うと、キッチンのほか壁や床、天井など360°の角度からさまざまな色合わせを試してみることが可能です。
パソコン上でイメージをつくれたら、かならず現物を確認しましょう。
サンプルを取り寄せたり、ショールームで現物の色味や模様を実際に見て選ぶと、思っていたのと違うと後悔することもありません。
お手入れのしやすさを考える
一度つくったキッチンは長い付き合いとなるもので、毎日の生活に欠かせないものです。
使い始めてから後悔しないよう、お手入れのしやすさにもこだわって色選びをしてください。
キッチンは油汚れや水垢、傷のほか、手垢やホコリなど、毎日のお手入れが必要です。
キッチンの色を選ぶ際には、ワークトップ(天板)やシンクに、お手入れがしやすく耐久性のある品質の良い素材を選ぶことをおすすめします。
高品質な素材には、重厚感のあるシルバーのステンレスや透明感のあるクリスタルがあります。
また、人造大理石(人工大理石)やセラミックであれば、ピンクやグレー、白やグリーン、イエローなどカラーバリエーションが豊富です。
後悔なし!キッチンの人気色
キッチンで多く選ばれる色には、人気の理由があります。
色選びで後悔しないために、具体的におすすめの色を見ていきましょう。
合わせやすい色
ホワイトやオフホワイトは、清潔感があり、キッチンが明るく広々と感じられるため、多くの方に選ばれています。
また、電子レンジや冷蔵庫などの家電製品や、食器棚などの家具ともトータルでコーディネートしやすい色です。
はやりすたりがなく、いつまでも飽きがこないという点もうれしいポイントです。
一方で、白は汚れが目立つ色であるため、こまめなお掃除が欠かせません。
鏡面仕上げを選ぶと、いつまでもきれいな状態を保つことが可能です。
お手入れの際には、柔らかい布で重曹や中性洗剤を使って汚れを拭き取り、乾いた布で二度拭きしてください。
細かい傷がつくため、金属たわしやクレンザーはぜったいに使用しないようにしましょう。
シックな色
シックな雰囲気がお好みなら、ブラックやグレーを基調にしたキッチンがおすすめです。
ブラックは、モダンで高級感のある空間になりますが、床とのバランスも大切にして、暗くなりすぎないように注意しなければなりません。
ブラックは、色の効果で暗く狭く感じて後悔することがあるため、照明や自然光の取り入れを合わせて計画していきましょう。
全体をグレーでまとめると暗くなりすぎず、また天板にブラックを使うと引き締まって、上品でおしゃれなキッチンになります。
アクセントになる色
キッチンにレッドを取り入れると、パッと華やかでモダンになります。
深みのある落ち着いたレッドや、明るいポップなレッドなど、色の明るさにも注目しましょう。
明るいポップな色がお好みなら、イエローやオレンジ、グリーンもおすすめです。
ポップな色を取り入れる面積が広すぎると、リビングやダイニングと合わせるのが難しくなるため、アクセントとして取り入れてみましょう。
キッチン背面にポップな色のアクセントクロスを使うのもよい方法です。
やさしい色
やさしい雰囲気のキッチンにしたいなら、パステルカラーを使うこともできます。
ピンクやグリーン、ブルーやイエローのパステルカラーで、柔らかくやさしい癒しの空間になるでしょう。
また、騒がしさから離れて落ち着いたキッチンにしたいならベージュや木目もおすすめです。
床やダイニングテーブルともコーディネートしやすく、木目の方向や色味を合わせると、一体感のある暖かい空間になります。
また、ベージュや木目はキッチンに風水を取り入れたい方にもおすすめできる色です。
火や水を使うキッチンは、金運や健康運に深い関係があるとされます。
乱れやすい火や水の気を安定させるために、土や木の気をもつベージュや木目がよいとされているからです。
まとめ
この記事では、後悔しないキッチンの色選びについて解説しました。
キッチンは、色によって部屋の印象が変わり、また使い勝手も違うのです。
キッチンの色を選ぶ際には、空間のイメージを大切に、照明や自然光の明るさについても考えておきましょう。
また、汚れの目立たないお手入れのしやすい色を選ぶと安心です。
色を選ぶ最終段階では、かならず現物をみて確認してください。
ご紹介した人気色もご参考に、理想のおしゃれなキッチンをつくってみましょう。
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