【栃木市の注文住宅】テレビを窓の前に配置したい!リビングのレイアウトや結露対策を解説
家族で一緒に楽しめるテレビの置き場所に困っている方も多いのではないでしょうか。
テレビはリビングのレイアウトを決める重要ポイント。
この記事では、窓の前にテレビを置きたいという方に、レイアウト方法を解説します。
窓の前に置くデメリットやコツについてもご紹介します。
目次
テレビを窓の前に配置しても大丈夫!?
リビングにテレビを置くのによい壁面が見つからない場合、窓の前にテレビを置くことも可能です。
ただし、窓の前に置くことによる家電の温度上昇や、湿気についても考えて置かなければなりません。
また、夜のテレビ視聴であれば問題ありませんが、昼間なら日光の差し込みについても対策が必要です。
テレビを窓の前に配置するデメリット
テレビを窓の前に置くといくつかのデメリットがあります。
直射日光、結露、風水の観点からデメリットをご紹介します。
直射日光があたる
テレビなどの家電製品は、一定の温度環境で使用されることが想定されているものです。
窓の前にテレビがあると直射日光が当たり、急激な温度変化によってテレビの温度が上昇し、故障のリスクが高まります。
また、窓からの直射日光で逆光になったり、目元に光があたると画面が見えづらく、テレビが視聴できません。
結露で故障しやすくなる
温度変化にくわえて、多湿の環境もテレビの寿命を短くする原因の一つです。
冬場の外気の影響でテレビの後ろの窓が結露すると、テレビ内部にも湿気が入り込み、電子機器が故障する原因ともなります。
また、テレビの後ろはひんぱんにお手入れしないと、ホコリがたまりやすい場所です。
窓の結露によってテレビの配線のホコリに水分が付着すると、発火し火事を引き起こす危険性があります。
窓に専用のシートを張るなど窓の断熱性を高めて、結露をさせない工夫をすると窓の前にテレビを置いても安心です。
風水的によくない
部屋のインテリアを考える際に、風水を参考にしている方も多いのではないでしょうか。
窓の前にテレビを置くと良い運気をもたらす太陽の光をテレビが反射するため、風水的には良くない配置とされます。
一方で、日が昇る「東」は発展運や仕事運の上昇に良い配置です。また、健康運や金運アップにも効果があるとされ、東側の窓際にテレビを置く方法もあります。
テレビは画面の光や音で部屋の気が乱れやすいため、浄化作用をもつ観葉植物と一緒にインテリアするのがおすすめです。
テレビを窓の前に配置する3つのコツ
窓の前にテレビを置いて、快適な暮らしを実現するにはいくつかのコツがあります。
カーテンや雨戸で光をさえぎる方法や、テレビスタンドで窓との距離を確保する方法をご説明します。
1. カーテン・ブラインドをつける
窓からの光をさえぎるために、テレビの後ろの窓にカーテンやブラインドをつけることを検討してみましょう。
その窓の大きさや位置も重要で、床から天井までの「掃き出し窓」と、掃き出し窓より高さの低い「腰窓」について見ていきます。
・掃き出し窓:遮光性の高い厚手のカーテンとレースカーテンをつけておくと、時間帯によって使い分けできます。
また、縦型ブラインド(バーチカルブラインド)を取り入れると、縦に長い羽根の角度を変えて、遮光したり採光したりでき、窓からの出入りも簡単です。
・腰窓:布カーテンを上下に上げ下げできるロールカーテンで手軽に光の調整ができます。
また、横型ブラインド(ベネシャンブラインド)を取り入れると、ポールをひねると横長の羽根の角度を変えて光量を変更できます。
2. 雨戸・シャッターをつける
家を新築する際に窓に雨戸やシャッターをつけておくのもよい方法です。
カーテンやブラインドよりも開け閉めに少し手間がかかりますが、しっかり光をさえぎって、壁のように利用可能です。
部屋を明るくしたい時には雨戸やシャッターを開け放して、たっぷりの光を取り込みます。
また、雨戸やシャッターは、家の断熱性や防犯性も高められ、窓の前にテレビを置いた時の視聴以外のメリットもあります。
3. テレビスタンドを活用する
窓の前のスペースを有効に利用するなら、テレビスタンドを活用するのもおすすめです。
テレビボードはコンパクトなものでも、収納量があり意外にスペースをとるものです。
テレビスタンドは収納などがなく、コンパクトサイズで、窓との距離も十分に取ることが可能。
部屋のコーナー部分を利用して、テレビを斜め向きに配置すれば、どこからでもテレビ視聴がしやすくなります。
テレビスタンドには手軽に移動できる、お掃除がしやすいなどのメリットもあります。
快適に使うには、つっぱり棒タイプなど地震で倒れにくい対策がされたものを選びましょう。
窓の前にテレビがあるリビングのレイアウト
窓の前にテレビがあるリビングのレイアウトのポイントをご紹介します。
テレビやソファはリビングのレイアウトの重要ポイントです。
ソファの置き方、収納設計、断熱設計について見ていきます。
ソファの置き場所を考える
開放感があり、広く見えるリビングは理想ではないでしょうか。
窓の前にテレビを置くと、ソファに座った時に視界に外の景色や光が入り、開放感が感じられます。
ただし、テレビを置くには、テレビアンテナや電源の位置も確認が必要です。
また、テレビは近すぎると目に負担がかかり、ソファとある程度の距離を確保しなければなりません。
ソファは、テレビの見やすさや部屋の開放感を考えたレイアウトにしましょう。
テレビに対して正面に置くのか、L字に置くのかによっても部屋の印象が変わります。
背の低いロータイプや、淡い色のソファを選ぶと部屋の圧迫感が軽減され、開放的になります。
また、小さな子どもやペットがいて広い空間を確保したいなら、テレビ前のソファをなくすのもよい方法です。
十分な収納を確保する
掃き出し窓の前にテレビを置く場合には、出入りが不便になるため、大きなテレビボードは置けません。
テレビボードは収納場所でもあり、リビングをすっきりさせるためにはテレビボード以外の収納場所の確保が必要です。
同じく、テレビスタンドを利用する場合には、収納場所としては使えず、別の収納を設けなければなりません。
また、窓が複数ある明るいリビングなら、一つの腰窓に壁面収納できるテレビボードで収納場所を確保するのも一つの方法です。
断熱性の高い家にする
窓が結露するのは、家の建物の断熱性が大きく関係します。
断熱性の高い家では、冬場の寒い時期でも結露が発生しにくく、窓の前にテレビを置いていても安心です。
窓のガラスをペアガラスにする、サッシを樹脂製にするといった工夫で、結露しにくい窓になります。
断熱性の高い窓は、エアコンの効きがよく省エネ効果も高いため、光熱費の面でもメリットがあります。
いつまでも快適な家にするには、断熱性・気密性など住宅性能にもこだわりましょう。
まとめ
この記事では、窓の前にテレビを置くリビングのレイアウトについて解説しました。
窓の前にテレビを置くと、工夫によって開放感のある素敵なリビングが実現します。
快適なリビングにするためには、直射日光や結露の対策が重要です。
また、ソファの置き場所や収納場所、断熱性にもこだわって、理想のリビングをつくって下さい。
断熱性の高い家づくりをすると、部屋の結露やカビの心配がなくなり、家の耐久性も高まります。
木の花ホームでは、長年の建築経験や豊富な技術をもとに、住みやすい家づくりをご提案しています。
お客様の暮らしに寄り添って、人生を豊かにするため、人にも建物にも優しい家づくりをしています。
注文住宅のマイホームをお考えでしたら、大工が支える木の花ホームにぜひ一度お気軽にご相談ください。