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【注文住宅】中庭にウッドデッキをつくるメリット・デメリットとは?施工事例を交えて解説

「ウッドデッキがある新築に住みたい」

このように、ウッドデッキがある注文住宅に憧れを抱いている方もいるのではないでしょうか。

ウッドデッキをどこに設けるか悩んでしまうものですが、人気があるのが中庭にウッドデッキを置くスタイルです。

この記事では、中庭にウッドデッキをつくるメリット・デメリットについて解説します。

新築を検討中の方やウッドデッキがある注文住宅を希望している方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のポイント

  • 中庭にウッドデッキをつくるメリットとデメリットを解説します。
  • 中庭にウッドデッキを設けるときのポイントを解説します。
  • 中庭にウッドデッキをつくった施工事例を紹介します。

ウッドデッキとは

「ウッドデッキ」とは、木材や合成木材でつくられた屋外にあるスペースのことです。

一般的には3〜6畳程度の広さを持つウッドデッキが多いですが、住宅の中庭のスペースにあわせて選ぶことができます。

和室と屋外の間にある縁側が日本建築の特徴ですが、この縁側の役割に近いものが西洋建築のウッドデッキです。

ウッドデッキは室内と屋外をつなぐ部分に設けることが多いため、部屋の一部としてスペースを有効活用できるようになります。

また、室内で過ごすときよりも開放感を味わえることもウッドデッキがある住まいの魅力です。

ウッドデッキの使い方に決まりはないため、ライフスタイルにあわせた使い方を楽しめます。

どのくらいの広さのウッドデッキを選ぶかについては、中庭の広さだけではなく使い道によっても異なります。

どのようにウッドデッキを使いたいか、ご家族で明確にしておくことが重要です。

中庭にウッドデッキを設けるデメリット

中庭にウッドデッキを設けることで、どのようなデメリットがあるのかについて解説します。

あわせて対策についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ウッドデッキの下にゴミが溜まりやすくなる

ウッドデッキを設けることで、デッキの下にゴミが溜まりやすくなります。

ウッドデッキのデザインによって異なりますが、デッキと地面との隙間がほとんどない場合は掃除が難しい場合もあります。

ただし、ウッドデッキの高さは自由に選ぶことができません。

ウッドデッキの高さは、室内の床の高さにあわせるためです。

ゴミを溜めずに清潔感を保ってウッドデッキを使用するために、あらかじめコンクリートや砂利などを敷設することも対策としてあげられます。

また、ウッドデッキの下には雑草も生えてしまいます。

雑草の繁殖を防ぐために、デッキの下に除草シートなどを貼り付けることも効果的です。

定期的にメンテナンスが必要になる

ウッドデッキは、定期的なメンテナンスが必要です。

屋外にあるウッドデッキは雨や風の影響を受けやすいため、木材の劣化が進みやすくなります。

木材の腐食・ひび割れを起こさないように、汚れを落としたり塗装を行なったりすることで、木材の劣化を抑えられるようになります。

大切なウッドデッキを長く使い続けるために、定期的なメンテナンスは欠かせません。

虫が発生することもある

ウッドデッキは屋外とつながっているため、虫が発生しやすくなります。

室内からウッドデッキへ出る際、窓を開けると室内に虫が入ってしまう場合もあります。

また、デッキの下などは蜂の巣をつくられるリスクもあるのです。

害虫の発生を避けるために、ウッドデッキに虫が嫌がるハーブなどをおくのも効果的です。

心配な場合は、デッキ下にコンクリートを敷設すると虫の侵入を防ぐことができます。

プライバシー面で不安を感じることもある

中庭のウッドデッキは、間取りによってプライバシー面で不安を感じることもあります。

1階の窓にウッドデッキを設けることが多いため、どうしても隣住民などの視線が気になってしまうものです。

また、ウッドデッキから不審者などが侵入するリスクもあります。

プライバシー面の不安を軽減するために、目隠し用の壁やルーバー(羽板と呼ばれる細長い板が並んだもの)を設置することがおすすめです。

ただし、建物の形状によってはプライバシーを確保できることもあります。

たとえば、コの字型やロの字型の建物の場合です。

コの字型やロの字型の建物なら、周囲の視線を気にすることなく快適に過ごすことができます。

中庭にウッドデッキを設けるメリット

中庭にウッドデッキを設けることで、どのようなメリットがあるのかについて解説します。

遊び心のあるワクワクした暮らしを送るためにも、ぜひ参考にしてみてください。

家を広く見せられる

ウッドデッキを設けると室内と屋外の一体感が生まれるため、家を広く見せることができます。

太陽光や風などに触れることでリラックス効果を感じやすいのがウッドデッキです。

部屋が広く感じられることで、リラックス効果に加えて開放感も感じられるようになります。

家族の時間を楽しめる

ウッドデッキは、家族との時間を楽しめるスペースとなります。

ウッドデッキにテーブルと椅子を置いて、家族全員で食事を楽しむこともできます。

普段の食事をもっと楽しめるきっかけになるのではないでしょうか。

また、夜は家族で星空を見て楽しむこともできます。

プライベート時間の楽しみ方の幅が広がるのも、中庭にウッドデッキを設けるメリットです。

趣味の時間を充実させられる

中庭にウッドデッキがあると、趣味の時間をより充実させられるようになります。

時間を気にすることなく、好きなときに好きなだけ趣味の時間を楽しめるのは魅力に感じられるのではないでしょうか。

家庭菜園を楽しんだりハンモックを設置したりして、ゆったり過ごすことができます。

近隣住民など周囲の視線を感じにくいため、友人を招いて食事を楽しむこともできます。

心地よい風に当たりながら趣味の時間を没頭するのもおすすめです。

洗濯物を干せる

洗濯物を干せるのもウッドデッキの魅力です。

室内に洗濯物を干すと、リビングのスペースが狭くなってしまいがちです。

ウッドデッキに洗濯物を干せるようになると、室内が狭くなることはありません。

また、室内からつながっているため洗濯物を干す手間が省け、家事にかかる時間も短縮できるようになるのです。

急に雨が降った場合でも、洗濯物をすぐに取り込めます。

ウッドデッキに物干し竿を置いておくと、洗濯だけではなく寝具を干すことも可能です。

子どもやペットの遊び場になる

ウッドデッキは、子どもやペットの遊び場としても最適です。

ウッドデッキがあることで、子どもの遊びのバリエーションが増えます。

小さな砂場を用意すれば、砂遊びを楽しめるようになります。

夏は、ウッドデッキにビニールプールを置いて思いきり遊ぶことも可能です。

リビングでくつろぎながら子どもの様子を見守ることもできるため、安心して子どもを遊ばせることができます。

犬や猫などのペットを飼っている場合は、屋外に近い環境でペットを伸び伸びと遊ばせることができます。

ウッドデッキは、屋外と違ってペットが泥だらけになることがありません。

思いきりペットを遊ばせられるのはウッドデッキの魅力です。

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中庭にウッドデッキを設けるときのポイント

ここからは、中庭のウッドデッキを設置するときに押さえておきたいポイントについて解説します。

ウッドデッキの素材にこだわる

ウッドデッキの素材にこだわることで、一気に中庭をおしゃれに見せることができます。

ウッドデッキといっても素材はさまざまですが、人気が高い素材は「天然木材」「人工木材」の2種類です。

天然木材は耐久性が高く長持ちし、高級感を感じやすいという特徴があります。

一方、人工木材は木粉とプラスチックを混合した素材で、天然木材よりも価格を抑えてウッドデッキを設置することができます。

建物とウッドデッキの雰囲気をマッチさせる

室内の雰囲気とウッドデッキの雰囲気をマッチさせるのもポイントです。

室内の床の色とウッドデッキの色を合わせることで、一体感を感じられるようになります。

また、ウッドデッキにテーブルや椅子を置く場合は、室内に使っているインテリアのイメージに近いものを選ぶとおしゃれです。

アクセントカラーに、お気に入りの花を置いてみるのもおすすめです。

【事例紹介】中庭のウッドデッキで住まいをおしゃれに

こちらの注文住宅は「niko and …」が編集する家「EDIT HOUSE」の中庭に設けたウッドデッキです。

LDKからつながるセミプライベート空間が完成しました。

心地よい風に当たりながら趣味の時間を堪能したり、1人でゆったりと読書を楽しむこともできます。

また、ウッドデッキに接続する大きな窓からは、たっぷりと太陽の光を採り入れることができます。

中庭のウッドデッキによって、遊び心のある住まいが実現しました。

まとめ

この記事では、中庭にウッドデッキを設置するメリット・デメリットについて解説しました。

中庭にウッドデッキを置くことで、より快適で欲張りな暮らしを実現できるようになります。

中庭にウッドデッキを設ける際は、ゴミや雑草を防ぐための対策・虫を発生させない対策・定期的なメンテナンスが必要です。

また、周囲の視線が気になる場合は、プライバシーを守るための対策も重要です。

木の花ホームでは「niko and …」が編集する家「EDIT HOUSE」で、住む人の“らしさ”を1番に考えた住空間づくりを行なっています。

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