おしゃれで快適な玄関タイルの色の選び方!失敗例や注意点についても、栃木の住宅メーカーが解説
玄関は家族の出入りが多く、外からの汚れがたまりやすい場所です。
お手入れしてもすぐに汚れ、タイルの色によっては後悔することもあります。
この記事では、おしゃれで快適な玄関タイルの色の選び方を解説します。
失敗例や注意点についても参考にしてください。
この記事のポイント
- 快適な玄関タイルの色の選び方を解説します。
- 玄関タイルの色選びの失敗例や注意点をご紹介します。
- 当社のおしゃれな玄関タイルの施工事例をご紹介します。
目次
玄関タイルの色選び失敗例
好みの玄関タイルを選んだのに、住み始めてから後悔する例があります。
「汚れの目立ち」「お手入れ」「劣化の目立ち」の点から、色選びの失敗例をご紹介します。
汚れが目立つ
玄関タイルに明るい白などを選ぶと、ドロやホコリの汚れが目立ち、気になるかもしれません。
家族の靴の裏についたドロが、出入りするたびに玄関に持ち込まれるからです。
特に雨の日は、ドロドロの汚れが玄関タイルにつき、翌日には乾いた汚れがこびりつきます。
また、アイアンの傘立てや収納を玄関に設置していると、茶色いサビがタイルについてお掃除しても取れません。
さらに、黒っぽいタイルは、黄砂や砂などベージュやイエローの汚れが目立つのがデメリットです。
玄関タイルの色選びによって、同じように汚れていても見え方が違い、精神的ストレスが違います。
お手入れしにくい
タイルとタイルをつなぐ目地は、経年劣化で白華現象(エフロレッセンス)が起きることがあります。
白華現象は、目地のセメント成分が雨水などで溶けだし、水分が乾燥すると白くこびりつく汚れになります。
黒っぽいタイルの場合、塊になった白い汚れが目立ち、簡単には落ちません。
酸性洗剤などを使ってお手入れが必要ですが、何度でもくり返す現象です。
また、水はけが悪いタイルは、水拭きなどをしても乾きにくく、明るい色のタイルには緑色のカビの汚れがつきます。
さらに、表面がザラザラして凹凸の加工がされたタイルは、ほうきなどで掃いても砂やホコリが取り切れず、お掃除の仕上がりが気になります。
色にくわえて素材にも注目し、サッとお掃除するだけで清潔感を保てるものを選ぶと快適です。
劣化が目立つ
玄関タイルは、衝撃や経年劣化で破損することもあります。
タイルの上は何度も人が通り、自転車やベビーカーを置いたり、長期に渡って負荷がかかるからです。
タイルの素材によっては、ちょっとした衝撃で欠けたり、経年劣化で割れたりします。
黒など色の濃いタイルであれば、破損した部分がむき出しになり、白く目立つ点には注意が必要です。
玄関タイルはひんぱんにリフォームをする場所ではないため、摩耗に強い耐久性のある素材のタイルを選ぶといつまでも安心です。
玄関タイルの人気色
玄関はタイルやクロス、収納などの内装でガラリと印象が変わります。
ここでは、内装をきめる玄関タイルに選ばれる人気色をご紹介します。
汚れが目立ちにくい色
玄関は家族の出入りが多く、毎日お掃除をしていても汚れがつきます。
そのため、最初から汚れが目立ちにくい色の玄関タイルを選ぶのも良い方法です。
グレーやアイボリー、粘土の素焼きのようなテラコッタカラーなど中間色は、汚れが目立ちにくく人気があります。
また、単色では汚れが目立つ色であっても、柄や模様のあるものを選ぶと汚れが目立ちません。
大理石など天然石の模様など、豊富なデザインがあります。
高級感を演出できる色
アイボリーやベージュなどが玄関を明るく演出する一方で、濃いグレーや黒は重厚感や高級感が増します。
美しく高級感を演出するなら、汚れが目立たないよう濃淡のあるものや、汚れにくい素材のものを選ぶのがコツです。
また、濃い色は明るい色よりも、玄関の空間がせまく感じられるため、せまい玄関に使う場合には注意が必要です。
玄関タイルの色選びの4つの注意点
玄関タイルの色を選ぶ際には、4つの注意点があります。
「タイルの大きさ」「組み合わせタイル」「トータルコーディネート」「サンプル確認」についてご紹介します。
注意点1:タイルの大きさ
玄関タイルは、色だけでなくタイルの大きさ選びも重要です。
タイルの大きさで、空間の印象が大きく変わるからです。
タイルの大きさには10㎝角〜30㎝角の正方形のものが多く選ばれています。
大きなタイルは、お手入れもしやすく、高級感があるからです。
間口に余裕の広さがあれば、30㎝×60㎝など長方形のものもおすすめです。
ただし、大きい目のタイルは、雨の日には滑って転倒することもあります。
そのため、滑り止め加工された素材のタイルを選ぶと安心です。
注意点2:タイルの組み合わせ
玄関タイルは単色だけでなく、複数の違うタイルを組み合わせて個性的なデザインにすることも可能です。
色合わせや配置のバランスに注意して、おしゃれな玄関をつくってください。
また、玄関タイルはタイルに加えて、目地幅や目地の色でも印象が変わります。
大きいタイルなら目地幅は3~10mm、色は白やグレー、黒などから選んでください。
タイルを組み合わせる場合には、施工事例などを参考に、実際の仕上がりについて十分なシュミレーションが必要です。
注意点3:内装・外装とのコーディネート
玄関タイルは、住宅の内と外をつなぐ場所に使うものです。
そのため、どちらか片方だけとインテリアを合わせると、見た目のバランスが悪くなります。
外観のテイストや玄関内装と、質感や色味をトータルでコーディネートすることが重要です。
内装の床やクロス、建具や玄関ドア、窓にも合わせて玄関タイルの色を選ぶと、一体感のあるおしゃれな空間になります。
注意点4:サンプルの確認
玄関タイルはカタログなどで選ぶと、色味や質感が思っていたのと違ったという失敗例もあります。
色と合わせて、素材のツヤやマット感など表面加工についても、実物のサンプルを確認するのは大切なポイントです。
また、室内照明の下だけでなく、自然光の下でも確認できるとよりイメージが近づきます。
自然光が当たった時の照り返しの強さも確認しておきましょう。
【施工事例】おしゃれなタイルの玄関
当社のおしゃれなタイルの玄関の施工事例をご紹介します。
おしゃれな見た目とお手入れのしやすさにも配慮した事例を参考にしてください。
木の質感に合わせた優しい色合いの玄関
淡い色の木材に合わせ、優しい色合いのタイルを使った玄関です。
大きいサイズのタイルで高級感ある雰囲気に仕上がっています。
砂などの汚れが目立たず、清潔感を保ちやすい色のタイルです。
タイルを組み合わせた個性的な玄関
2種類の色のタイルを組み合わせ、モダンなアクセントのある玄関になりました。
汚れも目立ちにくい色を組み合わせています。
明るいクロスやデザイン性のある照明で、グッとおしゃれな空間に仕上がっています。
外観にマッチしたモダンな玄関
白い外壁や玄関ドア、玄関タイルの色をトータルコーディネートしました。
明るいグレーで、シックでモダンな印象です。
大きいサイズのタイルのため、日々のお手入れも簡単です。
まとめ
今回のコラムでは、おしゃれで快適な玄関タイルの選び方を解説しました。
玄関タイルの色選びで、汚れの目立ちやすさや玄関の重厚感が変わります。
内装や外装と色をコーディネートし、お手入れしやすい素材のタイルを選んで理想の家づくりを実現してください。
木の花ホームでは、長年の建築経験や豊富な技術をもとに、栃木で住みやすい家づくりをご提案しています。
快適性だけでなく省エネで、長持ちする住まいに定評があります。
注文住宅のマイホームをお考えでしたら、一流の大工が支える木の花ホームにぜひ一度お気軽にご相談ください。